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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2020/12/22(火)   CATEGORY: 未分類
展示会ウラ話
感染がどんどん拡大する中でも、とりもなおさず、企画展示「大隈重信とチベット・モンゴル」は無事に期間を終えました。

 この展示会でお伝えしたかったことは、辛亥革命直前のチベット・モンゴル・満洲・日本の歴史は現在、チベット史、モンゴル史といった具合に民族や国別に研究されているが、前三地域はダライラマ13世の大移動に刺激され当時活発に相互交流して影響を与えあっていたため、自分が研究の中心にすえている地域以外の動きについても十分な知識と理解をもった上研究しなければならないということ。

 固い話はこれまでにして、年内最後ということもあり、今だから言える笑い話。
 まず基本、あの企画展示、実働メンバーは私と院生Wくんの二人きり(爆笑)。二人で駅前のガストで原稿の読み合わせをし、設営に入ると、台車に荷物つんでキャンパスをうろうろし、W君が脚立のってタルチョーをガムテとめた。
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Wくん「先生、パネルの資料に傍線をひくのに油性マジックははじかれて書けないそうです。テープのようなものをはるしかありません」

「経験上、すべての問題は百均が解決してくれる。駅前の百均でマスキング・テープかってから現場で合流」

 開店と同時に百均に入り傍線に使えそうな無地のテープを探すが、はでなピンクしかなく、しかも一個しかない。とりあえずそれを買って会場につき、資料パネルにはりつけていくと、あっという間になくなって芯のみに。そこで再び別の百均に買い出しにいくが、無地どころかはでな柄ものしかおいてない。

 資料の傍線テープが途中、無地から派手な柄にかわっているのはそのせいです。すいません

 展示室が仕上がった後は二日後の学会で流す宣伝動画をとらねばならない。理想はBSでやっている女優さんが外国の美術館とかを案内するあんな感じにすることだが、翌日のチベット学会のオンライン中継の準備もわけわかんない状態なので、そんな動画を優雅にとっている暇はない。第一撮影者がいない。
 そこで、上だけスーツに着替えzoom でプレゼンをするというチープなものに(人手がないんだよ!)。

 こうしていよいよ企画展初日を迎えた。キャンパスは学生がゼロなので、ゼミを対面授業にして三年ゼミ生と四年ゼミ生を展示室に案内することで景気をつける。
展示室に入ろうとすると受付の方が「[密を避けるため]六人以上は部屋にはいらないでください
結果、同じ説明を四回もして声がかれた。

学生A「先生、パネルにはったテープ垂れ下がってますよ」

「百均の粘着力には限りがあるよね。誰かなおしといて」

 こうして会期ははじまり、コロナが猛威を振るいキャンパスに学生がいないながらも、そこそこの数の来場者に恵まれた。ありがとうございました。

 そして最終日、私は三年ゼミ生とともに大学近くの椿山荘(ごぞんじ超ラグジュアリーホテル)の庭園で山県有朋の碑文をみていた。四時ちょっと回った所で日が落ちると、ホテルの演出で紅葉のライトアップが始まった。それと同時に庭のあちこちにしこまれていたスモークが噴出し、あたかも深山幽谷にいるかのような風景にかわっていく。学生は山県有朋よりもそのライトアップに心を奪われている。
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そこに院生Wくんから着信。
 院生Wくん「今学芸員のCさんから電話があって、カタログが四冊たりないそうです。先生大学の近くにいらっしゃいますよね。研究室にあるカタログを一号館に届けてくれませんか」

 時計をみるとほぼ閉館時間。今日は展示の最終日。カタログがほしくて待っている人がいるのか。それは急がないと。そこでゼミ生に

「じゃあ時間だし、ここで流れ解散。私は今の電話でちょっと用事が出来たのでここからくだって冠木門から早稲田に向かう」

 しかし、走り出した私はすぐに立ち止まることに。スモークで視界がゼロなのである。前にも後ろにも道がない。都心のド真ん中で濃霧に巻かれて遭難である。

 椿山荘は神田川沿いの斜面にたっているので、早稲田にでる口は一番低いところにある。とにかく低い方に向かえばいいと手探りで冠木門にいきつくと、閉まっている(この時間はエントランスからでてください)と書いてある。急いでいるのにー、きーっっっ。

 ラグジュアリーなホテルで霧にかすむ紅葉をみながらお食事を楽しんでいる方たちがいる一方、その霧の中で手探りでかけずりまわっている私はなんなんだ。
022.jpg

 写真はちょっと霧が晴れて道がみえているが、この前の写真はまっちろ。これが最終日の思ひ出。
 「昔の大学の先生は面倒なことは全部学生にやらせて手柄は総取りだったよなー。学生もたくさんいたんだよなー(日本が豊かだったので院生の数が多かった)。我々なんか損しているよなー」と思いつつエントランスからタクシー拾った。

 最後になりましたが、来場してくださったみなさま、重ねてありがとうございました。
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COMMENT

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tomo | URL | 2020/12/26(土) 20:46 [EDIT]
初めまして🙇‍♀️
先生のブログ、20数年拝読させて頂いています。その折々のお話に爆笑したり、泣きそうになったり、ほんまにそやで!横になっても腹立ちますやんねーと共感したりしながら読ませていただいてました。幅広いブログをありがとうございます。

その間、法王様のチッタマニターラ、ロサン•デレ先生のグヒヤサマージャの灌頂では楽しい講演と平岡先生との掛け合いも最高でした!

一度、チベットやインドに行ってみたいと願う中、今年はコロナで大変な事になりました。
チベットやインドの感染、医療状況が心配です。
どうか、一日も早い収束をいのるばかりです。

今年も残り僅かになりました。
道場のオカメちゃん達は、新たなお家で新年を迎えることになり、本当に良かったですね😊

先生はその後、気管支の具合は大丈夫ですか
どうぞご自愛くださいませ。

お元気でよいお年をお迎えください。
また、これからも楽しみにブログをクリックします! ╰(*´︶`*)╯♡

先生のご健康と益々のご活躍を心からお祈り申し上げます。
● ありがとうございます
シラユキ | URL | 2020/12/30(水) 00:05 [EDIT]
tomo さん、20數年も拙ブログをご愛顧下さいましてありがとうございます。tomo さんのコメントを拝見して初期の頃の自分のブログを読み返して懐かしさに浸りました。仏教もチベット文化も素晴らしいので微力ながらそれらをわかりやすく伝えていきたいと思います。
● 高須院長、ダライ・ラマ法王から届いた薬公開 「畏れ多い」と驚きの声
マサムネ | URL | 2020/12/31(木) 14:53 [EDIT]
2020/12/18
全身がんで療養中の高須克弥院長がツイッターに「ダライ・ラマ法王倪下からいただいたお薬」の写真を投稿し、驚きの声が寄せられる
全身がんであることを公表している「高須クリニック」の高須克弥院長が、自身のツイッターを更新。チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世法王から贈られた薬の写真を公開し、驚きの声が集まっている。
■ダライ・ラマ法王から薬が届いた?
ダライ・ラマ法王倪下からいただいたお薬。 pic.twitter.com/F1Xu27IeJy
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) December 18, 2020
高須院長は18日、ダライ・ラマ法王の姿がプリントされた書物と、薬と思われる紙包みの写真をツイッターにアップ。
「ダライ・ラマ法王倪下からいただいたお薬。」と発言し、法王から直接、薬が届いたことを報告。2人の心温まる交流が垣間見えそうな内容に、数多くの「いいね」が集まっている。
院長はかねてより法王と親交があり、11月にもツイッターで「ダライ・ラマ法王防庁の偉い方から『院長のお加減はいかがでしょうか。病気退散祈願のご祈祷をします』と連絡があったと秘書から連絡がきた」という報告をしていた。
■「祈りのマーク」の絵文字も
法王から贈られたという薬の写真からは「効きそうな」オーラを感じるファンも少なくないもようで、「すごい! 猊下からお薬が届くなんて。絶対治るやつだ!」「効きそう」「絶対効果ありますね」「畏れ多いです」などのコメントや、「祈りのマーク」の絵文字も見受けられる。
さらに、「記憶もったまま転生できそう」という感想や、「薬草?」「チベットに古来より伝わる秘薬でしょうか」など、「袋の中身が気になる」といった声もつぶやかれている。
■「尊敬してます」と応援の声
高須院長のツイートに対する反応の中には、「尊敬しています。いつもいつも祈っています」「今の世の中に必要なのは先生です」というエールも見受けられ、法王のみならずファンからも平癒を祈る声が届けられている。
ちなみに、しらべぇ編集部が、全国10~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「尊敬できる存在がいる」と答えた人は、全体の39.4%。
男女別では、男性は37.1%、女性は41.6%。さらに年齢別で見ると10代が最も割合が高く、10代女性では61.3%。次いで10代男性が57.4%という結果になっていた。
■療養中に「マントラが聞こえる」
チベット密教のマントラが聞こえる。
付き添いの🐻にもはっきりと聞こえる。不可思議。
厭離穢土欣求浄土。
— 高須克弥 (@katsuyatakasu) November 27, 2020
仏教を学び、僧侶の資格を取得しており、僧「釈克念」としても活動する高須院長。11月には、「チベット密教のマントラが聞こえる。」という不思議な現象も告白しており、ツイッター上には「先生は守られています!」という、ファンのつぶやきも見受けられた。

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