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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2020/11/18(水)   CATEGORY: 未分類
明治日本とチベット・モンゴル・清
 まず最初にお知らせです。今週土曜日に早稲田大学エクステンションでオンライン講演します。担当の職員の方が突然退職し、さらに私も展示会の準備に忙殺され宣伝できてませんw。興味ある方どうぞおこしください。


演題「米中対立とチベット問題」
開催日:2020年11月21日(土) 時間:13:00-16:30(30分休憩)
参加費:5,940円
お申し込みはこちらからどうぞ。



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 私と院生Wくんが奔走して実現した企画展「大隈重信とチベット・モンゴル」はコロナ禍をものともせずに13日の金曜日に始まった。翌土曜日の日本チベット学会大会は本来早稲田で開催されるはずだったが、学会がオンラインとなり、学会員の大半に展示会をお披露目できなかったのは大変に無念。
 
 去年のちょうど今頃、チベット学会大会の開催校が早稲田にきまった時、大隈重信関連文書の中には、1905年から1909年の間、ダライラマ13世と日本政府とのパイプ役になっていた寺本婉雅が大隈重信に宛てたかなりなまなましい政治的な書翰があることから、学会にあわせてこの書翰の展示をなすべく展示会計画が始動した。

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 そして今年四月、私と院生wくんとMくんはこの展示会のための勉強をはじめた。すると、大隈が日本人としてはじめてチベットの都ラサにはいった河口慧海を後援していたことを示す書翰があるわ、河口についで二番目にラサにはいった成田安輝は大隈が外務大臣であった当時にラサ潜入計画が立てられていたことがわかるわなど、大隈侯チベットにも結構かかわっていたことが分かってきた。
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ではモンゴルについてはどうかと調べて見ると、黎明期の日本人類学学会を代表する人類学者鳥居龍蔵が1906年に内モンゴルのカラチンから大隈重信におくった書翰があって、そこには、「ロシアや清に内緒でモンゴル人の留学生を貴校(早稲田)に送るから、清国留学生とくれぐれも一緒にしないように」などのなまなましい記述があり、こりゃ面白い。

 さらにグーグルやら明治の資料やらをほってみると、鳥居と成田の二人は、成田のラサ到達に先立つ五年前の1896年にはすでに国が行う台湾調査行(日清戦争の結果日本領になったばかりなので調査が入った)で同行しており知人同士であることが判明。
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 また、成田安輝の嫁の木村芳子は当時の清皇帝の叔父粛親王の家庭教師であり、芳子を清に派遣した実践女子大学の創立者下田歌子は内モンゴルのカラチン部にも同郷の女性教師河原操子をおくっており、河原の任期後にカラチンに着任したのが鳥居龍蔵の嫁鳥居君子であった。

 要約すると、成田、寺本、鳥居、など大陸で活動する日本人すべてがかかわっていたのが、粛親王・参謀本部の福島安正・大隈重信であった。当時のチベット・モンゴル・清で、調査研究、諜報、教育支援にあたっていた日本人、満洲・モンゴルの有力王公は明らかに相互につながりがあっていた。ついでにいえば、鳥居と寺本の旅行記の序文は両方、同じ年に大隈が記しており、今回展示した大隈が記した寺本の旅行記の序文はWくんが国会図書館で発見したものである。

 私はいいかげんなので、展示会は文化祭レベルのインターフェイスでいくつもりだったのだが、デザイナーAさんがチベット関連の展示であるということから力をいれて燃えてくださり、素晴らしいセンスでパネルとカタログをつくってくださり、我々にはもったいないできあがりになってしまった。会場内のカタログには展示しきれない資料も入っているので来場された方は是非おもちください。無料です。

  今、大隈庭園の紅葉は見頃です。展示会をご覧になった後は、山県有朋邸の庭園であった椿山荘でお茶をして明治をしのぶのはいかがでしょうか。

 開館時間や開館日はこちらのカレンダーを確認してからご来場ください。

※ 感染状況は深刻であるが、早く対面授業を復活させろと生徒や生徒の父母からも大学に苦情が殺到しているため、大学は対面授業を再開するらしいので(昨日の教授会で通達があったw)、たぶん途中閉館なんてことはないと思う。
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● 雄飛
マサムネ | URL | 2020/11/22(日) 17:06 [EDIT]
モンゴルでトルコ族の王朝時代の印章が見つかる
国際トルコ・アカデミー(TWESCO)がモンゴルで行った考古学的発掘で、アシナ・ハーンの王朝時代の印章とライオンの像が見つかった。
TWESCOのダルハン・クドゥラリ長官は、2014年以降モンゴルで発掘調査を行っており、その一環としてシヴェト・ウラン地域で多くの考古学的出土品が見つかったと述べた。
重要な出土品はビルゲ・ハーンの慰霊碑とキュルテギンの慰霊碑にほど近いノムゴン地域で見つかったと述べたクドゥラリ長官は、
「今年の最初の活動でそこからいずれかのハーン(君主)のものと推測される出土品が見つかった。多くの石人、そして石人の中のアシナ・ハーンの王朝時代の印章、ライオン像、その2頭の子どもの像がある」と語った。
クドゥラリ長官は、これらの像は今日まで見つかったものの中でも珍しいものだと注意を促し、
「像の保存状態は良好だ。また、この地が慰霊碑であることもわかった。ここで多くの陶器や破片が見つかった。それからわかるのは、より昔からそこがハーンの慰霊碑だったということだ」と話した。
慰霊碑が時とともに倒壊し、石も崩壊したと述べたクドゥラリ長官は、この慰霊碑の年齢、時代、所有者について調査すると述べた。
クドゥラリ長官は、この慰霊碑は広範囲の地域を含んでおり、そこからさらに多くの出土品が見つかるだろうと指摘し、
「発掘は続く。まだ15の慰霊碑と多くの石人の跡がある」と語った。
発掘はケルレン地域でも続いていると強調したクドゥラリ長官は、そこで突厥時代のトルコ族の聖地から作られたと立証されている多くの出土品が見つかったと語った。
(2019年8月10日)
● 夕陽
マサムネ | URL | 2020/11/22(日) 17:25 [EDIT]
台湾で「鬼殺隊」が発見され話題に 台湾の “鬼” 退治集団「八家将」の裏話がアツすぎた
2020年11月22日 16時30分 まいどなニュース
まさに一世を風靡中のアニメ映画『鬼滅の刃 無限列車編』は台湾でも大ブームを起こしている。台湾における日本のアニメ映画として史上最高興行収入を記録し、現地でも毎日のように鬼滅の話題がのぼる勢いだ。そのなかでFacebookに投稿されたある投稿が話題となり、台湾の文化部(文化庁に相当)までコメントを発表するほど注目されている。
それは、「台湾で『鬼滅の刃』の「鬼殺隊」が発見された」というものだ。コスプレ集団か何かか、と思ってしまいそうになるが全くの別ものだった。伝統的あるガチの鬼退治集団だったのだ。

台湾で「鬼殺隊」が発見される
「台湾版・鬼殺隊」が投稿されたのは、Facebookコミュニティ「台灣迷因 taiwan meme」だ。早速、確認してみると「台湾版・鬼殺隊」の正式な名称は「八家将(はっかしょう)」。簡単に言うと、台湾の民間信仰における神様の警備や悪鬼を退治する将軍の組織である。実社会では廟会(ミャオフイ)と呼ばれる伝統的なお寺のお祭りのパレードには欠かせない存在である。

そんな神の領域にいる将軍のどこが鬼殺隊に似ているのだろう?「台灣迷因 taiwan meme」によると

・鬼を退治し、人類を守るという職務
・青少年により構成、多くは未成年
・呼吸のときに煙を吐く
・背後に顏を見せたがらないボスがいる
・周囲に可愛い女の子がいる
・若くして死亡するメンバーがいる
・武器は長い刃物
・政府非公認組織

という点が似ているのだそうだ。

こんなに共通点があるとは! かなりユニークな視点である。厳密にいうと台湾でいう「鬼」は日本の鬼の概念とは異なるのだが、鬼は鬼、細かいことは気にしない!

さて、この共通点を見て「なるほどね…」とピンと来た人はかなりの台湾通かもしれない。廟会や八家将が奉納する踊りは伝統芸能であると同時に、闇社会とのつながりがあるとも噂されている。そう考えると八家将と鬼殺隊との共通点には、裏の意味も含まれているような……?

エッジの効いた投稿に台湾の文化庁も反応
そんなエッジの効いた投稿は2万いいね!を獲得。話題になったことで、台湾のネットユーザーの間で八家将や廟会について議論が増えたという。さらに文化部も反応。文化部は「真の台湾版・鬼殺隊について」とFacebookを更新。八家将にネガティブなイメージがあるが、そのイメージに引っ張られると大切な文化を見失うとし、「伝統文化を大切にしよう」と呼びかけた。

なぜこんな投稿をしたの? 「中の人」に聞いてみた
1枚のネタ画像をきっかけに、台湾の伝統文化への核心に迫るような議論へと広がりを見せているが、そもそもこのネタ画像はどんな意図で投稿されたのだろうか? 投稿した「台灣迷因 taiwan meme」に取材を申し込んだところ、投稿には台湾への熱い思いが込められていることが判明した!

―鬼殺隊と八家将の共通点にはいつ気づかれましたか?

「鬼滅のテレビアニメ版を見たときにインスピレーションがありました。 鬼退治は廟会文化の一部分だと言えます。その後、劇場版を見て八家将と鬼殺隊との共通点をまとめてみようと思いました。でもこんなに反響があるとは思わなかったです」

―シェアの勢いもすごかったですね。ネットユーザーからは具体的にどんな反応がありましたか?

「『ユーモアがあって面白い』という声もあれば(八家将に闇社会を匂わせたことで)『台湾文化を侮辱した』という批判の声もありました。どちらの意見もわかります。

台湾の廟会には文化的な価値がありますが、同時に闇社会とのつながりの噂があります。それは台湾人なら誰でも知っていることです。そこで私は廟会の持つ良いイメージと悪いイメージを全てをネタ画像の中に取り入れました。ふざけたようなネタですが、これをきっかけに『文化とはプラスとマイナスの両面を持つものだ』という議論が真面目に進めばいいと思います。

こういった議論を進めるとき、皮肉や風刺がテーマへの理解を進める助けになるものです。なので私への批判的な意見はむしろ歓迎します」

―文化部(文化庁に相当)も投稿に注目しています。廟会や文化についての議論が広がっていますね。

「文化部の解釈は素晴らしいと思います。文化部は私の投稿にこめた思いを読み取ってくれて、文化部の投稿は、より多くの人が台湾の独自文化への理解を深めるきっかけになりました。とても良いことだと思います」

―ところで八家将の将軍はそれぞれの役割や性格を持っていますが、将軍の中に『鬼滅の刃』の鬼殺隊に似ている人はいると思いますか?

「八家将と鬼殺隊は、『鬼を退治する組織であること』『組織の規律が似ていること』を除くと、似ているところを挙げるのは難しいです。でもネットユーザーみんなでいろいろと想像することはできると思います」

と、投稿の裏に隠された思いを語ってくれた。

さらに、

「私にこのようなインスピレーションを与えてくれた『鬼滅の刃』に感謝しています。コミュニティは非営利で皆で楽しむ場なので、このように話題になったことで何かが変わることはありません。

しかし、皆さんに台湾独自の文化をもっと知ってほしいという願いは変わりません。そしてその文化の背景にある社会問題についてたくさんの議論が起きると嬉しいです」

とし、また『鬼滅の刃』が大ヒットするなか、台湾のアニメや漫画制作の現状について、

「今、台湾は日本のようなアニメや漫画の創作環境や市場がありません。台湾発の漫画が国際的に知られる機会はないと言えます。でも台湾にはたくさんの漫画があるんです。たとえば野球漫画で知られる『蠢羊與奇怪生物』さん、SNSで人気の『謝東霖』さんなど彼らの作品はとても面白いと思います。海外での台湾人漫画家の活躍を願っていますし、同時に台湾でももっとアニメが作られるようになってほしいです」

と、思いを語ってくれた。「台灣迷因 taiwan meme」の中の人からは、ユーモアがある一方で思慮深い人物という印象を受ける。今後、コミュニティから繰り出される風刺を見れば今の台湾を知ることができるかもしれない。そんな「台灣迷因 taiwan meme」から最後に日本の読者に一言伝えたいことがあるという。

「それにしても、禰豆子は本当に可愛いですよね!」

日本の鬼滅ファンとも話が合いそうだ。

(まいどなニュース特約・沢井 メグ)
● 幽妃
マサムネ | URL | 2020/11/22(日) 17:34 [EDIT]
Agnes Chow 周庭
@chowtingagnes
11月19日
大学を卒業しました。 つらい5年間でしたが、たくさんの人に支えていただいて、香港バプテスト大学の政治と国際関係学部を卒業することができました。 これからもよろしくお願いします。❤️
pic.twitter.com/PonhQiHYAF

Agnes Chow 周庭
@chowtingagnes
11月16日
【香港警察が鬼滅の刃で宣伝?】 先日、香港警察がSNSに鬼滅の刃の主人公に似たキャラの画像を載せました。著作権問題で香港市民に大批判されましたが、警察は「それは炭治郎じゃなくゆるキャラの『葡萄』だ、著作権侵害ではない」と主張しました。 鬼滅の刃が香港警察の宣伝道具になるのは悲しい...
pic.twitter.com/YHTq454RmW
● 雄飛
マサムネ | URL | 2020/11/22(日) 17:50 [EDIT]
初のホワイトハウス公式訪問 チベット亡命政府トップ
時事2020年11月21日22時37分
インド北部ダラムサラにあるチベット亡命政府は21日、ロブサン・センゲ首相が米国から公式に招待を受けてホワイトハウスを訪れ、米高官と会談したと発表した。亡命政府広報担当者によれば、同政府トップが公式にホワイトハウスを訪問したのは初めて。トランプ政権の対中強硬政策の一環と言えそうだが、亡命政府を「独立派」と見なす中国の反発は必至だ。
● 差異の河原
マサムネ | URL | 2020/11/23(月) 11:43 [EDIT]
チベット亡命政府首相、初のホワイトハウス訪問 中国の反発必至
21(土)
【シンガポール=森浩】チベット亡命政府は21日、ロブサン・センゲ首相が米国の招待でホワイトハウスを訪問したと明らかにした。亡命政府首相のホワイトハウス訪問は初めてという。亡命政府を「分離独立主義」と批判する中国の反発が予想される。
センゲ氏は20日、ホワイトハウスで米国側の関係者と面会したもようだ。亡命政府は訪問を「歴史的な偉業」としており、「米国は亡命政府を認めていないが、(今回の訪問は亡命政府の)民主的なシステムと政治的責任者の両方を承認したことに匹敵する」と強調した。
チベット亡命政府は、1959年のチベット動乱をきっかけにインドへ亡命したダライ・ラマ14世が樹立し、インド北部ダラムサラに拠点を置く。センゲ氏は2011年から首相を務めている。
● ブータン便り
マサムネ | URL | 2020/11/23(月) 11:50 [EDIT]
中国、ブータン領内に集落建設か 衛星写真でインド民放報道
11/23(月) 5:03
【ニューデリー共同】インド民放NDTVは22日、中国がヒマラヤ山脈の小国ブータンの領内に約9キロ入った地点まで道路を造成、途中に集落も建設したと報じた。衛星写真を根拠としている。現場は3カ国の国境地帯で、2017年に中国軍とインド軍がにらみ合ったドクラム高地の一角から東に10キロ未満という。
インドは今年、北部ラダック地方の係争地域で中国との軍事的緊張が高まっている。ブータンはインドと緊密な関係にあり、新たな火種になりかねない。
ただブータンの駐インド大使はNDTVに「ブータンに中国の集落は存在しない」と伝えたという。
● 明治
マサムネ | URL | 2020/11/23(月) 16:21 [EDIT]
鉄禅的快男子釈元恭―伝記・釈元恭 (伝記叢書 (142))
説明
近代に生きた人々の基本的伝記を網羅的に採録した「伝記叢書」。自己を知り、世界を掴むために生命を燃やした宗教家の苦闘の生涯を描く。本書は、明治28・29年発行の伝記を収録。清国からチベットへスパイ容疑で拘留された元恭の生き方。
● しゅうかん
マサムネ | URL | 2020/11/23(月) 20:20 [EDIT]
Agnes Chow 周庭
@chowtingagnes
ADMIN:今朝、周庭アグネスと黄之鋒ジョシュアたちは昨年6月21日に警察本部を包囲した件で出廷、裁判官は判決まで保釈を認めず、彼女たちを即時収監としました。 皆様と周庭の誕生日を過ごしたいと願っています。12月2日の判決が無事であるように、もし遅れても後でプレゼントを開けられるように。 pic.twitter.com/eBCg4n6gi2
周庭
@chowtingagnes
去年香港の警察本部であったデモの件で、明日の日本時間朝10時半から裁判があります。裁判所から出られない可能性もありますが、無事に外に出られますように。
● >マサムネさん
シラユキ | URL | 2020/11/23(月) 21:18 [EDIT]
周庭さんとジョシュアくんが収監されたという報道。中国政府は閣内のマイノリティ(民主派、少数民族、カトリック教徒)にここ數年本当にひどいことをしている。中国本土人にとってはどうでもいいことなので状況がかわらない。
● 金馬
マサムネ | URL | 2020/11/24(火) 12:40 [EDIT]
台湾のアカデミー賞、中国当局への抵抗描いた香港映画2作品が受賞
2020年11月23日 16時28分 AFPBB News
【AFP=時事】「中華圏のアカデミー賞」の異名を取る台湾最大の映画賞「金馬奨(Golden Horse Awards)」の授賞式が21日、台北の国立国父紀念館(Sun Yat-sen Memorial Hall)で開催され、中国当局に対する抗議運動に焦点を当てた香港映画2作品が受賞した。中国が不快感を示すのは必至だ。

 新型コロナウイルス流行の影響で多くの映画祭が中止やオンライン開催を余儀なくされる中、台湾は累計感染者611人、死者7人と抑え込みに成功しており、授賞式は予定通り開催された。

 従来は中国作品の独壇場だった金馬奨だが、近年は中台関係の悪化のあおりを受けている。一昨年の授賞式で台湾人映画監督が台湾は独立国だと発言したことを受け、中国は昨年の映画祭をボイコット。今年も、中国本土からはドキュメンタリー作品と短編アニメ作品の2点がノミネートされただけで、いずれも受賞には至らなかった。

 一方、2011年に中国・広東(Guangdong)省の烏坎(Wukan)村で起きた象徴的な汚職への抗議運動を描いた李哲(Jill Li)監督の『迷航(Lost Course)』が最優秀ドキュメンタリー賞を、昨年の香港民主派デモをタクシー運転手の視点から描いた郭臻(Kwok Zune)監督の『夜更(Night is Young)』が最優秀短編映画賞を受賞したことは、中国当局の怒りを買うとみられる。監督は2人とも香港出身だ。

『夜更』の郭監督は授賞式には出席しなかったが、代読された受賞スピーチで中国当局に拘束された香港の民主派活動家12人に触れ、「人々に自由がありますように。夜はまだ始まったばかりだ、われわれは闘い続ける。12人を救おう」と述べた。

 最優秀作品賞と最優秀監督賞はチェン・ユーシュン(陳玉勲、Chen Yu-hsun)監督の『消失的情人節(My Missing Valentine)』が受賞。最優秀主演男優賞は『親愛的房客(Dear Tenant)』のモー・ズーイー(莫子儀、Mo Tzu-yi)が、最優秀主演女優賞は『孤味(Little Big Women)』のチェン・シューファン(陳淑芳、Chen Shu-fang)が受賞した。
● 近況
マサムネ | URL | 2020/11/26(木) 23:09 [EDIT]
Agnes Chow 周庭
@chowtingagnes
11月25日
フォーマットについて NG>グリーティングカード、硬い紙。立体カード *刑務所では、1人30枚までのカードしか受け取れないと定められ、超えた場合は破棄されます NG>ラメ入りインク NG>立体加工やシール、ラメ等で加工 NG>しおりなど手紙以外の物を封入 刑務所は、標準的な手紙以外は受け付けません
@chowtingagnes
11月25日
重要 <手紙を書く際の注意事項> 内容について OK>生活について OK>最近の出来事について NG>個人情報の開示 NG>抗議活動参加経歴 NG>脱獄などの経歴 *刑務所が手紙を事前チェックします。送り主の方はプライバシーの保護に気を付けてください
@chowtingagnes
11月25日
返信先: @chowtingagnes
そして皆様、その他の投獄されている仲間たちにもぜひ手紙を送ってください。また、12人の香港人へのご関心も引き続きお願いします。 #Save12HongKongYouths
周庭
@chowtingagnes
11月25日
周庭への手紙は下記宛先にお願いします。 送り先:香港九龍中央郵政局郵政信箱73962號 (封筒に書くのはこれだけです。受取人の名前は封筒には書かないこと) 周庭の友人たちが本人に届けます。
周庭
11月25日
返信先: @chowtingagnes
「皆さんの関心に感謝します。心配をかけて、ごめんなさい。私は留置所で元気です。環境に適応しようと努力しています。皆さんと一緒に誕生日を過ごせることを願っています。待っていてください!」
周庭
@chowtingagnes
11月25日
返信先: @chowtingagnes
面会中、疲れは見えました。本来なら、今月末にご両親と大学卒業記念写真を撮る予定だったのに投獄されてしまい、少し落胆しています。 ですが、周庭は来週の誕生日は皆様と共に過ごしたいと思っています。 彼女からのメッセージです。
@chowtingagnes
11月25日
Admin:周庭が即時収監されて3日目。 彼女には12人部屋が割り当てられました。精神状態は良く、二晩とも眠ることはできたそうですが、食欲はないそうです。
● 面会
マサムネ | URL | 2020/11/28(土) 12:25 [EDIT]
Agnes Chow 周庭
@chowtingagnes
Admin: 今日、周庭に面会に行った日本人の友達が、彼女から日本語で応援してくださっている皆様へのメッセージを預かりました。→
「日本の皆さん、たくさんの人が応援してくれていると聞いて、心が強くなりました。ありがとうございます。 今、私は一生懸命この環境に適応しようとしています。食欲はないけど、食べる努力もしています。乗り越えるためにはエネルギーを蓄えないといけないから。12月2日に外に出られるかはわからないですけど、外で3日の誕生日を祝えることを願っています。寂しい時もありますが、がんばります。」
● ウクライナ
マサムネ | URL | 2020/11/28(土) 22:14 [EDIT]
本日、ウクライナはホロドモール犠牲者追悼の日
28.11.2020 11:49
本日、11月第4土曜日は、ウクライナではホロドモール犠牲者追悼の日と定められている。
ウクルインフォルムが伝える。

ホロドモールとは、人為的大規模飢餓を意味する。20世紀、ウクライナは、大規模飢餓を1921〜23年、1932〜33年、1946〜47年の3回経験している。その中で最も大規模なものは、1932〜33年のものであり、その飢餓は現在、スターリン体制によるウクライナ人に対するジェノサイド(大虐殺)と呼ばれている。当時のソ連の共産党全体主義体制は、これに先立ちウクライナの知識人・宗教関係者に対して大規模な弾圧を行なってきており、それに続けて次はウクライナの農民を犠牲にしたのだ。

大規模飢餓が生じるまでには、複数の出来事が起きている。まず、1932年11月18日、ウクライナ共産党中央委員会の「パン準備強化方策」決議が出された。この決議は、穀物準備計画を履行しなかった者に懲罰を下すことを定めており、農業従事者は「自然財産刑」、つまり、15か月分の食肉ノルマの接収という手段で罰せられることになった。その後、接収される食料のリストはじゃがいも、サロへと拡大され、年末までには長期保存食も対象とされた。これに加えて、同日出された「反革命集団の解体及びクラーク集団の討伐」決議により、農民からのパンの徴集は、「反革命的犯罪」条項を根拠にも行われるようになっていた。

その数日後、11月26日、ウクライナ・ソヴィエト社会主義共和国人民司法委員会と検事総長による命令が出されるのだが、同命令には「弾圧は、パン準備への階級的抵抗を克服するための強力な手段の一つである」と記述されていた。このように、人為的飢餓は、細かく準備された上で、実態を懲罰作戦によりていねいに覆い隠されたものであった。

ウクライナの農民からは、彼らの育ててきた穀物が徴集された後、更に多くの「自然財産」が奪われ、家宅捜索により最後の食料備蓄まで取り上げられることとなった。1932年12月、ウクライナの82の地区にて、食料品の売買が禁止され、産業製品の供給が停止された。1933年初頭には、ウクライナの飢餓発生地域からの移動も禁止された。これにより農民は、逃亡という最後の望みまで絶たれたのである。パンを失い、植える農民家族たちは、代わりとなる物を食べていた。「代わりの物」とは、トウモロコシの身と芯、野菜の皮、乾燥した藁(ワラ)、腐ったスイカやビーツ、ジャガイモの皮、アカシアの皮、樹皮や木の葉を粉砕した粉といったものである。

ウクライナにおける飢餓による粛清は、22か月間にわたり続き、約400万の人々の命を奪った。

何十年にもわたり、ホロドモールのテーマは、タブーとされていた。共産主義体制が存在した時は、当時の飢餓について話すことは厳禁とされていた。ホロドモール研究がようやく始まったのは、1980年代も終わりに差し掛かってからである。現在、ウクライナでは、1932〜33年のホロドモールは、ウクライナ民族へのジェノサイドとみなされており、ホロドモールを公的な場で否定することは、ホロドモールの何百万の犠牲者に対する愚弄、ウクライナの人々の尊厳に対する侮蔑、不法な行為とみなされている。

2010年1月13日、キーウ(キエフ)市控訴裁判所は、ソ連の指導者、ヨシフ・スターリン、ヴャチェスラフ・モロトフ、ラーザリ・カガノーヴィチ、パヴェル・ポスティシェフ、スタニスラフ・コシオール、ヴラス・チュバーリ、メンデリ・ハタエヴィチをウクライナにおけるホロドモール組織を行なった犯罪者に認定している。

2016年12月7日、ウクライナの最高会議議員は、諸外国に対して、ホロドモールをウクライナ人に対するジェノサイドだと認めるよう呼びかけを行なっている。現在、そのような承認を行なった国は17か国。その他、10か国が公式な呼びかけにおいて、ホロドモールをスターリン全体主義政権の行なった人道に対する罪として非難する、あるいはその犠牲者を追悼している。また、1932〜33年のホロドモールは、8か国の宗教界でジェノサイド行為として承認されている。

ウクライナ国家記憶研究所は、毎年、ホロドモールの悲劇の様々な側面をクローズアップする特集企画を発表している。今年、同研究所は、ホロドモールの記憶保存は一人一人ができることであるとし、このジェノサイドを目撃した生存者の思い出話を撮影するか、それまでに家族の間で記録されているものを、博物館へ送ることを呼びかけている。このキャンペーンのスローガンは、「記憶を残せ、真実を残せ」である。

ホロドモール犠牲者追悼の日の行事は、ウクライナ全土で開催される。本日、追悼行事の他、テーマ別学術・情報行事、文化・芸術行事、展覧会、文書のプレゼンテーション、写真・動画公開が行われる。ウクライナ領では、国旗が半旗で掲げられる。

本日午後4時には、ウクライナの各家庭で、ろうそくに火が灯され、1分間の黙祷が捧げられる。
● ぽろもどーる
マサムネ | URL | 2020/11/29(日) 08:15 [EDIT]
11月第4土曜日、ウクライナはホロドモール犠牲者追悼の日
28.11.2020
https://www.ukrinform.jp/rubric-polytics/3144937-ben-riukurainahahorodomoru-xi-sheng-zhe-zhui-daono-ri.html
本日、11月第4土曜日は、ウクライナではホロドモール犠牲者追悼の日と定められている。
ウクルインフォルムが伝える。

ホロドモールとは、人為的大規模飢餓を意味する。20世紀、ウクライナは、大規模飢餓を1921〜23年、1932〜33年、1946〜47年の3回経験している。その中で最も大規模なものは、1932〜33年のものであり、その飢餓は現在、スターリン体制によるウクライナ人に対するジェノサイド(大虐殺)と呼ばれている。当時のソ連の共産党全体主義体制は、これに先立ちウクライナの知識人・宗教関係者に対して大規模な弾圧を行なってきており、それに続けて次はウクライナの農民を犠牲にしたのだ。

大規模飢餓が生じるまでには、複数の出来事が起きている。まず、1932年11月18日、ウクライナ共産党中央委員会の「パン準備強化方策」決議が出された。この決議は、穀物準備計画を履行しなかった者に懲罰を下すことを定めており、農業従事者は「自然財産刑」、つまり、15か月分の食肉ノルマの接収という手段で罰せられることになった。その後、接収される食料のリストはじゃがいも、サロへと拡大され、年末までには長期保存食も対象とされた。これに加えて、同日出された「反革命集団の解体及びクラーク集団の討伐」決議により、農民からのパンの徴集は、「反革命的犯罪」条項を根拠にも行われるようになっていた。

その数日後、11月26日、ウクライナ・ソヴィエト社会主義共和国人民司法委員会と検事総長による命令が出されるのだが、同命令には「弾圧は、パン準備への階級的抵抗を克服するための強力な手段の一つである」と記述されていた。このように、人為的飢餓は、細かく準備された上で、実態を懲罰作戦によりていねいに覆い隠されたものであった。

ウクライナの農民からは、彼らの育ててきた穀物が徴集された後、更に多くの「自然財産」が奪われ、家宅捜索により最後の食料備蓄まで取り上げられることとなった。1932年12月、ウクライナの82の地区にて、食料品の売買が禁止され、産業製品の供給が停止された。1933年初頭には、ウクライナの飢餓発生地域からの移動も禁止された。これにより農民は、逃亡という最後の望みまで絶たれたのである。パンを失い、植える農民家族たちは、代わりとなる物を食べていた。「代わりの物」とは、トウモロコシの身と芯、野菜の皮、乾燥した藁(ワラ)、腐ったスイカやビーツ、ジャガイモの皮、アカシアの皮、樹皮や木の葉を粉砕した粉といったものである。

ウクライナにおける飢餓による粛清は、22か月間にわたり続き、約400万の人々の命を奪った。

何十年にもわたり、ホロドモールのテーマは、タブーとされていた。共産主義体制が存在した時は、当時の飢餓について話すことは厳禁とされていた。ホロドモール研究がようやく始まったのは、1980年代も終わりに差し掛かってからである。現在、ウクライナでは、1932〜33年のホロドモールは、ウクライナ民族へのジェノサイドとみなされており、ホロドモールを公的な場で否定することは、ホロドモールの何百万の犠牲者に対する愚弄、ウクライナの人々の尊厳に対する侮蔑、不法な行為とみなされている。

2010年1月13日、キーウ(キエフ)市控訴裁判所は、ソ連の指導者、ヨシフ・スターリン、ヴャチェスラフ・モロトフ、ラーザリ・カガノーヴィチ、パヴェル・ポスティシェフ、スタニスラフ・コシオール、ヴラス・チュバーリ、メンデリ・ハタエヴィチをウクライナにおけるホロドモール組織を行なった犯罪者に認定している。

2016年12月7日、ウクライナの最高会議議員は、諸外国に対して、ホロドモールをウクライナ人に対するジェノサイドだと認めるよう呼びかけを行なっている。現在、そのような承認を行なった国は17か国。その他、10か国が公式な呼びかけにおいて、ホロドモールをスターリン全体主義政権の行なった人道に対する罪として非難する、あるいはその犠牲者を追悼している。また、1932〜33年のホロドモールは、8か国の宗教界でジェノサイド行為として承認されている。

ウクライナ国家記憶研究所は、毎年、ホロドモールの悲劇の様々な側面をクローズアップする特集企画を発表している。今年、同研究所は、ホロドモールの記憶保存は一人一人ができることであるとし、このジェノサイドを目撃した生存者の思い出話を撮影するか、それまでに家族の間で記録されているものを、博物館へ送ることを呼びかけている。このキャンペーンのスローガンは、「記憶を残せ、真実を残せ」である。

ホロドモール犠牲者追悼の日の行事は、ウクライナ全土で開催される。本日、追悼行事の他、テーマ別学術・情報行事、文化・芸術行事、展覧会、文書のプレゼンテーション、写真・動画公開が行われる。ウクライナ領では、国旗が半旗で掲げられる。

本日午後4時には、ウクライナの各家庭で、ろうそくに火が灯され、1分間の黙祷が捧げられる。

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