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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2020/07/21(火)   CATEGORY: 未分類
20年夏チベット関連新刊
チベット・ファンの方が喜ぶ以下の四冊の新刊について紹介をしたい。

1. チベット亡命政権編著『チベットの主張』集広舎
2. 同 Missing For 25 years (『行方不明になって25年のパンチェンラマ』)
3. 星泉・海老原志穂・南太加・別所裕介著『チベット牧畜文化辞典』東京外大アジア・アフリカ言語文化研究所
4. 平岡宏一著『男の子のやる気を引き出す 朝のことば』ビジネス社

 最初の二冊はダラムサラの亡命政権が出版したものを日本語訳したもの。ちなみに、ダライラマ法王日本代表事務所の代表ルントック氏が五月をもって退任され(詳細はこちら)、新しくアリヤさん(Tsewang Gyalpo Arya)が任命された。コロナの折まだ来日されていないが、日本語で発信するチベット・ニュースなどでお披露目をはじめている。
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 話をもとにもどす。

1.『チベットの主張』
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2008年以後のチベットの状況を事実に基づいてレポートしたもの。チベット人の焼身抗議や中国政府による遊牧民の定住促進により遊牧民の生業が損なわれていること、悪化する一方のチベット高原の環境破壊などの最新の情報が得られる。この本で初めてチベット問題を知った人のために過去の経緯についても簡単に触れられている。

2. Missing For 25 years
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2020年5月18日にアメリカのマイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は18日、パンチェン・ラマの居場所を「直ちに」公表するよう中国に要求した。このことからマスコミもパンチェンラマって誰?と遅まきながら情報を蒐集しだした。パンチェンラマはダライラマの属するチベット仏教最大宗派ゲルク派第二位の高僧でダライラマ同様転生によってその座を継承している。25年前、ダライラマがゲンドゥチュキニマ少年をパンチェンラマ11世に認定したところ、数日後いづこともなく拉致されてしまった。
  状況からいって中国政府の拉致であろうとみな確信していたが、中国政府がそれをみとめたのは一年後。その後も死亡説がながれるたびに、中国政府は元気であると言い続けているが、もしパンチェンラマが死亡したと発表すれば12世が中国政府の手の届かないところで出現する可能性もあるため、そう言わざるを得ないこともあるので、中国発表の真偽は定かではない。

 本書はパンチェンラマ拉致に関する事実関係、国際的な支援などの全体象をしるのに適している。

3. チベット牧畜文化辞典』
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本書は東京外大教授星泉先生率いる研究チームが東北チベット(アムド)のツェコ県の遊牧民の家に滞在しながら蒐集した牧畜関連用語の集大成である。定住民なら牛・馬とまりの単語しかないところ、牧畜民には雌雄・年齢や身体状態によって様々な呼称がある。当然、日本語には対応する訳語がない場合が多いが、カラー写真がふんだんに使用されていることから文字で表現しただけではイメージがつかめないことでも、理解ができる。百聞は一見にしかずである。現在ものすごい早さで失われていっている牧畜文化である。このような記録が行われる意義ははかりしれない。


4.『男の子のやる気を引き出す 朝のことば』
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『秘密集会タントラ』をチベットの高僧ガワン先生に学んだ平岡宏一先生が、『秘密集会タントラ入門』を出版された際には即身成仏を目標とする密教界に歓呼の声があがったが、その難解さにみな頭を抱えた。しかし、今回の本はわかりやすい。自らが校長をつとめる清風学園の朝礼の席(何と毎朝行われるってんだからもう)のスピーチを摘出したものだからである。
 古今東西の各界のリーダーの逸話を俎上にのせ、そこから、利他の重要性を説き、さらにからっぽでは人を救うことはできないので、自らの心を高めていくことの重要性を語る本書は、大乗仏教の理想的人間像、菩薩になるための入門書といえよう。今日先生が上京してこられて数時間時間があることのことなので、ウラ話を伺いたいと思う。
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● 菩薩行そして大悟を観る高著~『孤独の意味も、女であることの味わいも』を上梓 国際政治学者の三浦瑠麗さん
マサムネ | URL | 2020/07/23(木) 12:31 [EDIT]
シリーズ【子どもを守ろう】
島田彩夏2020年7月23日 木曜 午前11:20
自らの性被害の経験をもとに三浦さんがインタビューに応じてくれた
「自分を責めないで」親はしっかり我が子を抱きしめてあげてほしい
「人生には色々起きるけれども、愛で包むというメッセージを届ける」ことの大切さ
自らの性被害の経験をもとに
国際政治学者の三浦瑠麗さんは、少女のころ性被害にあった経験を自身の本に綴っている。
多くの視聴者、読者から、「不幸にして被害にあってしまった子供に私たち親、大人はどのように向き合ったらいいのか」という声が届いていることを伝えると、三浦さんは我々のインタビューの申し込みを快諾してくれた。
(聞き手:フジテレビアナウンサー 島田彩夏)
『孤独の意味も、女であることの味わいも』を上梓 国際政治学者の三浦瑠麗さん
あの日、自分に起きたこと
14歳のあの日、いつもと変わらぬ午後だった。
三浦さんはひとり田舎道を歩いていた。
中学の制服を着て、いつもと同じように本を読みながらの帰り道。
後ろからすーっと近付いたバンがすぐ近くにピタリとつけて三浦さんをさらった。
母親にも、家族にも誰にも言わなかった。気づかれたくなかった。
「母親を心配させたくないという普通の子が思うような気持ちもありました。そして、自分に生じた被害を見えなかったことにしたい、なかったことにしたいという防御本能がはたらいたと思うんです。」
中学3年生の少女に突然襲いかかった抗いようのない暴力。
複数の男たちの少なくとも一人は見たことがある顔だった。
男たちは三浦さんの首に手をかける。
突如晒された非現実的とも思える暴行のなかで、せめて気が遠くなってくれたらと願う。
が意識はなくならない。
死ぬんだろうなというリアルな感覚と痛みだけが三浦さんを支配していた。
「自分が責められると思った」
放り出され、ぼろぼろになって帰った三浦さんは、ひとり顔と手を洗い、炬燵で丸くなって唸っていた。
下腹部の痛みが酷かった。
それでも三浦さんは家族に言わなかったし、家族も疑わなかった。
母への気遣いの一方、三浦さんにはある恐れがあった。
「絶対に自分が責められると思いました。中学生くらいになるとおしゃれをしたり、洗面所を使う時間が長くなってきたりしますよね。女の子は育てられる過程で多くのことを言われていると思うのですが、その集積が、性被害にあった時にその人が悪いというような世間的な雰囲気を作ってしまいがちです。」
三浦さんは指摘する。
「多くの母親が、このような被害にあった子供のことを責めてしまうようです。子供と自分を一体として見ているために、自分にとっても取り返しのつかないことが起きたと思って、自分を叱るような気持ちで子供を叱ってしまったりするみたいです。」
大切なものを奪われたと思ってしまう親が多いが、親は被害者ではないということを忘れないでほしいと繰り返し語る三浦さん。被害者は子供自身なのだと。
「しっかり抱きしめてあげてほしい」
「親は、口走っちゃうことを止めてほしいんです。ああ、台無しになっちゃったとか、あなたの人生もう終わったとか、取り返しのつかないことになったとか言わないでください。子供が小さければ小さいほど、親の言うことを信じてしまう。」
では親はどうしたらいいのか。三浦さんはどうしてほしかったのか。
大人になった三浦さんは迷わずこう答えた。
「しっかり抱きしめてあげて、『大丈夫、大丈夫』って語りかけてあげてください。10代後半までの女の子なら愛情だけを伝えること。親も自分を安定させることに繋がります。仮に思春期で突っ張っていても、ハグとか、安心感を与えてあげることはとても効果があると思います。」
「大丈夫」とは被害を軽く見ているからでは決してない。
「私がついているから大丈夫」「味方だよ」と言う意味だ。
「何があっても味方だよってことは、そのとき子供が言ってくれなくても許す―――許すって立場にさえないということを、親は自覚しなくてはならないんです。子供は授乳期を終えたらもう親のものではないと思ったほうがいいと思います。」
子供の意思が親の意にそぐわないものだったとしてもそのまま受け入れてあげることが、「大丈夫、味方だよ」ということなのだと。
「子供は授乳期を終えたらもう親のものではないと思ったほうがいい」と語る三浦さん
「子供がそういったことを話してくれること自体がすごく奇跡的なことなんだって考えた方がいいかもしれないです。」
当時誰にも言えなかった三浦さん自身は、「大丈夫、大丈夫」と言われることはなかった。
だから自分で自分に言い聞かせた。「大丈夫、大丈夫」と。
しかし自分で唱えたその言葉は、三浦さんの心を救えなかった。
孤独を救った“未来の夫”の一言
その後自分をいじめるように生きてしまったという三浦さん。
いじめていることにすら気づかなかったと言う。
起きたことは自分のせいだと思っていた。
成長して、付き合った彼氏には試すように告白するようになった。
ところがそのたびに責められたり、あるいは男性の方が勝手に傷ついたり。
「汚されたあなた」を受け入れる僕は偉いというような反応ばかりに「あ、駄目だ」と、ますます孤独を深めるようになっていた。
ところが大学時代に出会った現在の伴侶・清志さんはこれまでの誰とも違う反応だった。
「うん、うん、ってひたすら聞いてくれたんです。」
清志さんは、三浦さんに起きてしまったことは三浦さんのせいではないとはっきり言った。女の子だったり、若かったり、偶然そこらへんを歩いていたりしたことは犯罪者が目をつける理由だったかもしれないが、それが犯罪を正当化することには決してならない。自分がどんなに努力しても逃げられないような犯罪にあうことは、可能性として否定できないでしょう、と。
三浦さんにとって驚きだった。そういう発想をしたことがなかった。
「もし14歳のあの時、誰かがそんな当たり前のことを継続的に何回も何回も言ってくれていたら、違ったんじゃないかなって気がします。」
三浦さんの中で、自身も気づかないうちに抱いていた「汚された」という社会から植え付けられた何かが、ゆっくり時間をかけて解けていくのを感じた。
我が子に伝える「性」について
三浦さんには現在小学校低学年になる娘がいる。
三浦さんの性被害について、本を世に出す前にしっかりと話しあったと言う。
そんなに小さな子供に意味はわかるものなのか、私は率直に聞いてみた。
フジテレビ 島田彩夏アナウンサー
三浦さんはまず自分が小さい頃いじめにあったこと。いじめというものの延長線上として、その人の意にそぐわないことを強制するのはよくないということを娘に教えた。
「そのあとに性教育をしたんです。」
その後、自分の本の朗読をした。
「すべてのことが人生には色々起きるけれども、愛で包むというメッセージを届けるというふうに収斂させることで、わからないこともわからないまま小学生の頭の中に残っていて、いつしかもっと深く理解するかもしれないですよね。」
三浦さんは「性被害は恥」だという、社会のよくわからない常識が彼女に浸透する前に教えておきたかったと言う。
自分自身は母親には打ち明けられず、大人になるまで苦しんだ。
今、娘とは常からしっかりコミュニケーションをとるようにしている。
親は“気付かない”を前提にしてほしい
「親というものは自分の子供に対してよくわかっているという自信があるために、もし何かあっても気づくはずだと思い込んでいると思うんです。忙しいと子供の気持ちをついついほったらかしにしてしまうのですが、『気付かない』ことを前提にしてください。」
子供に日頃から自分の気持ちを表現するやり方を教えるのに最適なのが親子の会話だと思うと語る。
「子供は、本当は親に察してほしいと思っているんですけど親も違う人間だから言ってくれなきゃわからない。そういうことを言っておくと子供は『言っていいんだな、いつ言ってもオープンに迎えてくれるんだな』って思ってくれる。これが大事なんです。」
「子供は、本当は親に察してほしいと思っているんです」と静かに語る三浦さん
子供に対する性犯罪をなくすにはどうするのか、日本においてその議論は始まったばかりだ。
「ですから私たちは、犯罪の可能性がある社会でともに生きているということをやっぱりまず自覚することです。」
そのことを最も身を以て知っているひとりが私だと、静かに語る三浦さん。
「不幸って、次々に降りかかることもある。だから自分たちが悪いわけじゃないということをわかってほしい。子供が偶然被害にあわれてしまった方は、どうやって子供を幸せにするかってことを考えてあげるといいと思います。」
今日本の社会に一番欠けているのは被害にあった人に対する手助けだと言う三浦さん。
三浦さんを孤独から救ってくれた夫・清志さん
「その人がその後うまく生きられるようにしてあげることこそ必要なことだと思います。」
被害者は露ほども悪くない―――。
そんな当たり前のことが常識になる社会になるよう、まずは親である私たちが、何かあったら子供がいつでも私たちと出来事を共有してくれるように準備したい。いつでも味方でいてあげたい。
三浦さんのインタビューが終わるころには、私は子供を抱きしめたくて居ても立ってもいられなくなっていた。
【参照:『孤独の意味も、女であることの味わいも』(新潮社)三浦瑠麗著】
【インタビュー&執筆:フジテレビアナウンサー 島田彩夏】
FNN「Live News days」では、子どもの性被害をめぐる問題について皆さんのご意見を募集しています。ツイッターのハッシュタグ、 #デイズ子どもを守ろう までご意見をお寄せください。

『性被害から生徒守る』 大阪府が”学校介さずアンケート回収” すでに数十件の回答7/21(火) カンテレ
吉村知事によるとすでに数十件の回答があり、少なくとも1件は今後調査が必要な訴えだったという。
大阪府は、教師によるわいせつ行為やセクハラ行為などがあった場合、生徒が教育委員会に直接アンケートで被害を訴えることが出来る制度を7月から府立学校で導入しました。
去年、報道ランナーでこの制度の必要性を取り上げ吉村知事が導入を決めました。
【大阪府立高校の教師】
「今からセクハラに関するアンケートを配ります。もし自分がセクハラ受けたり、友達がセクハラをされているのを見たりしたときに家で書いて、この封筒で投函してもらうという初めての試み」
7月、大阪府立学校182校12万人以上の生徒と学校の教職員に配布されるのは、教師による性被害についてのアンケートです。
わいせつ行為やセクハラ行為を受けたことがある場合や目撃した場合、このアンケートに教師の名前や内容などを記入し、被害を訴えることができます。
アンケートは教師に見られることなく教育委員会に直接届く仕組みになっていて、一人で悩む生徒の声を拾いあげたいという狙いがあります。
去年、報道ランナーで、兵庫県・尼崎市立小学校の林間学校で起きた事件から、教師による児童・生徒への性被害について学校の危機意識が低い実態や、過去に被害を受けた女性の心の傷の深さを伝えました。
【教師による性被害に遭った涌井佳奈さん】
「なんで死にたいかも分からないけど、でも死にたい。結婚しても今でも不信感というか、相手は加害者ではないのに加害者を投影したり」
放送では、神奈川県が公立高校などの生徒や教師を対象に毎年アンケートを行っていることを紹介しました。
大阪府で2018年度にわいせつやセクハラ行為で懲戒処分になった教師は24人と、全国で2番目に多い状態で、吉村知事はこの放送を見て府立学校でのアンケートの導入を決めました。
【大阪府・吉村洋文知事】
「性加害、そういうことをやれば必ずみつかることになりますから、そういったことが学校でないようこのアンケートは継続的に実施していく。一部回答もすでに返ってきている状況です」
吉村知事によるとすでに数十件の回答があり、少なくとも1件は今後調査が必要な訴えだったということです。
● 唐鳳ITの利他「IoTを見たら人間のためのインターネットを考えよう」「仮想現実を見たら現実の共有を考えよう」「機械学習を見たらコラボレーションを考えよう」「UXを見たら人間の体験を考えよう」「シンギュラリティと聞いたら複数性を忘れないようにしよう」
マサムネ | URL | 2020/07/23(木) 13:14 [EDIT]
台湾のIT担当大臣オードリー・タン氏が明かす成功に必要な「3つのf」
2020年07月14日阿久津良和
 オンラインビジネスカンファレンス「PLAZMA 12」が7月14日に開幕した。初日の基調講演では「データと社会の本来あるべき関係性」と題し、データは社会にとってどのような存在であるべきかという本質について議論した。
 パネリストは、台湾での新型コロナウイルス対策としていち早くマスク配布システムをとり入れたほか、東京都の「新型コロナウイルス感染症対策サイト」の改善にも協力して話題となった、台湾のデジタル担当大臣であるオードリー・タン(唐鳳)氏。そして、コード・フォー・ジャパン代表理事の関治之氏。モデレーターは、トレジャーデータ エバンジェリストの若原強氏が務めた。
若原氏は、タン氏が過去のインタビューで「入閣時、特に年配の方々から反対意見はあったか」という質問に対して、「私は政府と一緒に仕事をしているのであって、政府のために仕事をしているわけではない。私は世代間、セクター間、文化間の連帯を構築するチャンネルだ」と答えたことを紹介。
 その上で「日本で大臣と聞くと『政府の頂点にいる偉い人』という印象を持つが、タン氏は違う。なぜ、政府と一緒にという立場/チャンネルという役割を選ばれたのか」と問いかけた。
 これに対し、タン氏は「英語で大臣は『Minister』だが、私は小文字の『minister』と説明している。大臣に相当する中国語を英語に訳すと"みんなの使節団""派遣団"という意味になる。デジタル担当の代表者も複数いて構わないだろう。『チャンネル』はチャットルームのイメージで、多様な価値観を持った方々が共通の価値観を見つけるためにディスカッションできるスペースを提供している。私自身の活動はRadical Transparency(徹底的な透明性)を追求してきた。閉じられた場所で選ばれた人だけが会議をするような縦割りを取り払った活動を続けている」と説明した。
 Radical Transparencyに注目した若原氏は、タン氏の姿勢が台湾政府側に受け入れられた成功要因を尋ねたところ、タン氏は「2014年に台湾政府から中国と台湾間の通商合意である『Cross-Starit Service Trade Agreement』を発表した際に、我々は反対運動を行った。それが政府の透明性を求める活動につながっている」と概略を説明した。当時の学生らは、2014年3月18日から立法院を3週間にわたって占拠した"ひまわり学生運動"を行っている。
 続けてタン氏は「2014年末の中華民国統一地方選挙では『オープンガバメント=開かれた政府』という支持運動から、結果的に民主進歩党の躍進につながり、政府としてもオープンガバメントを受け入れざるを得なくなった。運動参加者やサポーターも内閣に参加できるようになった。ちょうど副総裁になった前台南市長や前台北市長も運動に賛同している」と今に至る背景を語った。
 その上で、台湾の成功要因を「fast(速さ)」「fair(公平さ)」「fun(楽しさ)」だと語る。「たとえば毎週水曜日は誰でも予約なしで私と話すことができる。よいアイデアがあれば翌週には政策になり、提案者にお知らせできる」ことをfastの文脈として示した。
 台湾もコロナ禍に給付金を支給したものの、当初はATMで現金を引き出せず、タン氏のもとに提案が舞い込んだ結果、翌週には改善されたという。さらに小売店で1万円程度を消費すると翌週にはATMから3分の2が補助として帰ってくる仕組みも盛り込んでいる。
 タン氏は「テクノロジーは人のためにある。テクノロジーに人が迎合するのではなく、誰でも使える」点をfairの文脈で示した。そして、funについては「(給付金なども)楽しく提供していかなければならない。(政府のページを)加工して拡散し、SNSにアップしてもいい。そのようなことを後押しする体制を取っている」と語った。
「fun」の姿勢として政府のウェブページなども"お祭り"のように作り込むと語るタン氏
 "テクノロジーで地域をより住みやすく"ために住民参加型のテクノロジー活用「シビックテック」を日本で推進するコード・フォー・ジャパンだが、関氏は台湾のシビックコミュニティであるg0v(Gov Zero)と自身の活動は類似するものの、「日本と台湾の活動は相違点がある」と説明する。続けて「日本は地域ごとの草の根が活動。だが、大臣を生み出すのような政治的パワーは持てていない。市民自体が行政に関与する姿勢が台湾ほど強くない」と日本の状況を解説した。
 若原氏が「データ提供に便益を返す関係性は、民意を反映し政治を進める関係性と同じ。だが、便益の返し方が難しい。何がポイントか」とタン氏に問うと、「ナレッジマネジメント(知識経営)に基づけば『アカウンタビリティ(説明責任)』『ガバナンスの維持』が重要。自分のデータを提供する際に受け取る側が何に利用しているか透明にすること。さらにデータ所有者である個人がデータをコントロールし、必要に応じて容易にオプトアウトできなければならない」と指摘した。
 ちなみに、日本政府は6月12日、個人情報保護法の改正(正式名称「個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案」)を公布し、2年以内の施行を予定しているが、法改正ではタン氏が指摘した透明性やデータ利用の説明責任強化を盛り込んでいる。
 続けてタン氏はアカウンタビリティ(説明責任)とパーティシペーション(政治参加)について言及した。同氏の説明によれば、台湾ではNHIF(National Health Insurance Fund)と呼ばれる国民健康保険アプリを400〜500万人が利用しているという。さまざまな医療診断データを蓄積するマイヘルスバンクという機能を使用し、診断写真や放射線写真、CTスキャンといった画像データもダウンロードできるため、個人も医療機関も説明責任を果たせると説明する。
不要なマスクを他者に譲るウェブシステムを解説するタン氏
 パーティシペーションについては、「台湾政府も国民にマスクを提供しているが、不要な人は他の人に提供する仕組みを用意している。すでに7000人の方が500万枚ものマスクを他者に提供した。マイヘルスバンクもマスクもそうだが、テクノロジーを通じて自身の政治的な権利を他者の支援に役立てることができる」と語る。
 関氏も「日本はパーティシペーションが圧倒的に足りていない状況。特に個人情報は守るべきものであり、漏れると大変なことが起こる。企業側に渡すとよくないことに使われるのでは、という恐怖が先行している状態。だが、接触感染アプリのCOCOAのようにプライバシーと公衆衛生上の利益がバッティングした。自分の情報を提供することで守れるとか、(データが)どのように使われるのか自分で選択しなければならない場面も増えていく。マイナンバーカードの普及も含めて、パーティシペーションの『参加』を国民へ透明性高く説明し、便益を提供して使ってもらうために『考える』ところから参加するのが重要だ」と持論を述べた。
 若原氏が「データ/テクノロジーは過大評価されがちで盲目的な目的にもなりがちだ。正しく使われるための『謙虚さ』をどう実現すべきか」と尋ねると、タン氏は自身のジョブディスクリプション(職務記述書)を次のように披露した。
 「IoTを見たら人間のためのインターネットを考えよう」「仮想現実を見たら現実の共有を考えよう」「機械学習を見たらコラボレーションを考えよう」「UXを見たら人間の体験を考えよう」「シンギュラリティと聞いたら複数性を忘れないようにしよう」ーー。これらを踏まえてタン氏は「ポイントはデータやテクノロジーではない。単なる結果であり、そうさせるのは人の尊厳。人が中心になって尊厳を守れば、(謙虚さのような)考えには至らない」と指摘した。
 関氏も「当初は同様の課題にぶつかり、現場でうまくいかなかった。行政職員の方は解決したい課題があって、別にオープンデータをやりたいわけではない。テクノロジーファーストではなく、誰のためにどんな課題を解決するのか『共に考え、共に作る』ことで、多くの自治体や市民の方々と活動できるようなった」と述べた。
● 福岡市博物館における南蔵院チベット展
マサムネ | URL | 2020/07/25(土) 21:02 [EDIT]
チベットのマンダラ
令和2年1月21日(火)~9月13日(日)
 福岡市博物館は平成11年に福岡県篠栗町(ささぐりまち)の真言宗寺院・南蔵院(なんぞういん)から、チベット仏教コレクションの寄贈を受けました。この資料は、チベット仏教寺院の内部を再現した実物大のセットで、チベット仏教の高僧が監修し、インドにある実際の僧院をモデルにして作られました。
 コレクションは本尊パドマサンバヴァ像を安置する極彩色の仏壇のほか、多数の仏像・仏画・経典・仏具などからなり、総数は約400点に及びます。
 本展示ではチベット仏教の神髄とも言えるマンダラや、日本の寺院では見ることのできない不思議な仏たちをあらわした仏像・仏画などを通して、その神秘的な世界をご紹介します。
◇ チベット仏教
 チベットはユーラシア大陸の中央、ヒマラヤ山脈の北側に広がる世界最大の高原地帯の名称で、現在ではその大半が中華人民共和国のチベット自治区に含まれています。平均標高が4000メートルを超えると言われるこの地域では、7世紀にチベット族が吐蕃(とばん)王朝を立て、やがて仏教が国教とされました。以来、厳しい自然環境と人々が織りなす独自の仏教文化が開花し、また13世紀になるとチベットはモンゴル帝国の庇護を受け、僧パクパ(パスパ)は元(げん)の皇帝フビライの帝師(ていし)として活躍するなど、中国仏教にも大きな影響を及ぼしました。
◇ 密教(みっきょう)について
 チベット仏教は常にインド仏教の直接的な影響を受けてきたことから密教的な色彩を強く帯びています。密教とは6~7世紀にインドで急速に広まった神秘主義的な仏教思想で、有限な人間が無限の存在である仏と究極的には異ならないと、修行者自身が体験を通じて知ることを目的としています。こうした思想は日本にも平安時代初期に唐(とう)に留学した空海(くうかい)や円仁(えんにん)・円珍(えんちん)らによってもたらされ、前者は真言密教(東密(とうみつ))、後者は天台密教(台密(たいみつ))として独自の発展を遂げました。
 チベットでも同じ頃、インドから来た行者パドマサンバヴァが土着の神々を調伏(ちょうぶく)して密教をひろめたと伝えられ、その伝統は今もニンマ派(古派(こは))と呼ばれる宗派に承け継がれています。展示資料もニンマ派の教義に基づいて作られたもので、仏壇には目を大きく見開いた本尊パドマサンバヴァや、その本体とされる無量寿仏(むりょうじゅぶつ)、また女性の性的な力を象徴するダーキニー(空行母(くうぎょうも))などの像を安置する独特の構成が見られます。
 ところでインドではパドマサンバヴァのチベット布教以後も密教の研究が重ねられ、それは13世紀初頭にイスラム教徒の侵攻などによって仏教が滅ぶまで続きました。今日のチベット仏教に見られる密教的な要素は、こうしたインドで成熟した密教(後期密教)がチベットに伝えられたことと深く関係しています。
● 支那と欧州における王国興亡史の差異に関する利他的考察
マサムネ | URL | 2020/07/26(日) 11:16 [EDIT]
欧州で「王国」を宣言したセトゥ人、中世の習慣を唯一残すスバン人【知られざる先住少数民族の暮らし】7/25(土) ナショナル ジオグラフィック日本版
大国のはざまで独自の伝統文化を細々と守り続けるヨーロッパの人々
エストニアのオビニツァ村で、伝統的な衣装を身にまとって祖父母の庭に立つセトゥ人の少女、リーシ・ルイヴさん。(PHOTOGRAPH BY JEREMIE JUNG)
 国連によれば、世界には少なくとも5000の先住民族が存在し、人口は3億7000万人を超えるという。
 彼らはもっとも不利な立場にある集団のひとつだ。政治的に蚊帳の外におかれるだけでなく、強制的に同化させられたり、差別や迫害の対象になったりすることも珍しくない。そのため国連は2007年に「先住民族の権利に関する宣言」を採択し、先住民族の権利や制度、伝統、文化は守られるべきであると宣言した。以後、今日にいたるまで先住民族の問題に積極的に取り組んでいる。
 先住民族は世界中の90カ国以上に暮らしている。ここではそのうち、少ない数ながら独自の伝統文化を守り続けるヨーロッパの民族をふたつ紹介しよう。
 ひとつめは、エストニアとロシアの国境にまたがるわずか数千人の“王国“の民、セトゥ人だ。
 彼らは何世紀にもわたり、独自の伝統を頑なに守ってきた。たとえば、古代から伝わる彼らの多声歌唱は2009年、ユネスコ無形文化遺産に登録されている。
 一方で彼らは、独特の文化が現代社会の影響で失われるのを防ぐために、自分たちの王家を立ち上げるなど、まったく新しい慣習を生み出した。
ふたつの国に引き裂かれ王国を宣言
エストニア、サーツェ付近。ロシアとエストニアの国境線は、人々が水遊びに興じるこの湖の中央を通っている。(PHOTOGRAPH BY JEREMIE JUNG)
 現在、セトゥ人にとって最大の懸案事項は、彼らが暮らしてきたセトマーという地域を分断するロシアとエストニアの国境線だ。
 かつてはふたつの国に明確な隔てはなく、国境線はあいまいにされていた。また20世紀には、国境線は幾度となく引き直された。二度の世界大戦、ソビエト連邦の盛衰、欧州連合成立など、さまざまな動きがあったためだ。
 しかし、ソ連崩壊後の1990年代半ばにエストニアが独立を達成。そして、今も未承認ではあるものの、国境線がいつしかセトマーをロシア側とエストニア側に分割するものとなり、セトゥの人々、彼らの畑、教会、墓地をふたつに引き裂いた。
「国境が引かれ、彼らの生活は破壊されました」。国境線が明確になっていった時期にセトマーでフィールドワークを行っていたロシア、サンクトペテルブルクの独立社会研究センターの研究員、エレナ・ニキフォロヴァ氏は言う。
「国境線は彼らにとって、自分たちが独特の民族であると認識するきっかけとなりました。国境線で分断されたことにより、彼らは団結したのです」
 ふたつの国に引き裂かれたセトゥ人は1994年、自分たちは新たな国家、セトマー王国を設立すると宣言した。それから20年以上がたった今も、彼らは王国を守り続けている。
カフカスの山に抱かれて伝統を守るジョージアの村
世界遺産に登録されているスバネティ地方のウシュグリ地区。この地に住むスバン人は、伝統的な生活を送る。道路が少ないため、馬は今でも頼りになる交通手段だ。(PHOTOGRAPH BY AARON HUEY)
 ふたつめは、かつてソ連の構成国だったジョージアの高地、スバネティ地方に暮らすスバン人だ。カフカス山脈に抱かれた標高2000メートルを超える村々には石塔がそびえ、中世から変わらぬ風景が広がり、人々は昔ながらの生活を続けている。
 ヨーロッパとアジアのはざまに位置するジョージアは、古来、アラブやモンゴル、ペルシャやオスマンなどの強大な帝国の進軍により、幾度も国土を荒らされた。
 それでも、カフカス山脈の谷あいに隠れるように延びるスバン人の土地は、19世紀半ばにロシア人が統治するまで征服されたことはなかった。その隔絶された環境が、民族の独自性と歴史的な価値をつくり上げた。
 低地に住むジョージア人は危険が迫るたびに、聖像や宝石、写本などを高地の教会や塔に運んで保管した。その結果、スバネティ地方は古くから伝わるジョージア文化財の宝庫となった。
 要塞のような山奥の地で人々が守り抜いたものはまだある。低地に比べて長い歴史を誇る、自身の文化だ。
 紀元前1世紀頃までには、スバン人は勇猛な戦士として知れわたり、古代ローマ時代の地理学者の文献にも登場する。キリスト教が伝来した紀元6世紀頃にはすでに、スバン文化は深く根づいていた。彼らは独自の言語や音楽、騎士道、そして詳細な慣習法をもっていた。
 スバネティのなかでも特に標高が高く隔絶された上スバネティには、今なお民謡や弔い、祝祭の伝統を守り、とりわけ一族の名誉を重んじる人々が1万人ほど暮らしている。
 そんな中世の世界にも現代社会の影響は容赦なく押し寄せている。実は25年ほど前から、スバン人は数千人規模で低地へ移住している。貧困や対立、自然災害、そして犯罪集団から逃れるためだ。
 スバン人の集落で最も高地にあるウシュグリ地区は、1996年に世界遺産に登録されたものの、そこに続く唯一の道で犯罪が多発していたため、外から訪れる者はほとんどいなかった。しかし、2004年に治安部隊が犯罪集団を撲滅したおかげで、この中世の山岳地帯を観光の目玉にする計画が進んでいる。
 次々と押し寄せる変化は、この隔絶された地域を救うのか、それとも破滅へと導くのか。伝統の残り火は、あとどのくらい燃え続けるのか。不安を感じているスバン人は多い。
 それでも、スバンには昔ながらの伝統が色濃く残っていることは確かだ。今のところ、スバン人の文化と家族の絆が揺らぐことはない。希望もある。観光化を活かして、伝統を守ろうとする若い世代が現れ始めている。
「スバネティは生きた民俗博物館です」と、ノルウェー人研究者のリチャード・ベルク氏は話す。彼は、書き言葉がほとんどないスバン語の保存に取り組んでいる。「中世ヨーロッパの慣習や儀式が実際に行われているのは、ここしかありません」
この記事はナショナル ジオグラフィック日本版とYahoo!ニュースによる連携企画記事です。世界のニュースを独自の視点でお伝えします。
文=Eve Conant、Brook Larmer/訳=北村京子


中国、ブータン東部の領有主張 新たな争点化、インドけん制7/26(日) 時事通信
インド北東部シッキム州の対中国境に立つ中印両国の兵士=2008年7月(AFP時事)
 【北京時事】中国がヒマラヤ山脈の隣国ブータン東部の領有権を主張し、反発を招いている。
 国交がない両国は2016年まで国境画定交渉を24回重ねているが、ブータン側によれば、東部が議題に上ったことはなかった。中国による新たな争点化は、ブータンと結び付きが強く、対中国境紛争が再燃しているインドをけん制する狙いもあるとみられている。
 中国がブータン東部「サクテン野生生物保護区」の領有権に言及したのは、6月初旬にオンラインで行われた国際機関「地球環境ファシリティー(GEF)」の会議。議事録によると、中国側代表は「ブータンとの係争地に位置し、両国の国境画定協議の議題になっている」と表明。ブータン側代表は「係争地として協議したことはない。中国の主張を完全に拒否する」と反発した。
 中国外務省の汪文斌副報道局長は今月21日の記者会見で「(ブータン)東部、中部、西部いずれも長らく未画定の係争地がある」と述べた。
 保護区の東はインドが実効支配するアルナチャルプラデシュ州に隣接し、中国は同州も「南チベット」と呼んで領有権を唱える。インドでは、中国のブータン東部をめぐる動きは「アルナチャルプラデシュ州への干渉を強める」(ヒンズー紙)狙いがあるとして、警戒感が高まっている。
 中印両軍は6月中旬、中国西部とインド北部ラダック地方の国境地帯で衝突。インド側は1967年の両軍衝突以降で最悪の死者20人、中国側も数は非公表だが死傷者が出た。撤退で合意後も双方の緊張は続く。
 一方、ブータン西部と中国の係争地ドクラム高地では17年、道路建設を始めた中国軍と、ブータンに駐留する後ろ盾のインド軍が約2カ月間、にらみ合った。オンライン誌ディプロマットは、ブータン国土の1割以上と広大な東部地域への中国の領有権主張はドクラムなど他地域での譲歩を迫る意図があり、「中国はインドとブータンの間にくさびを打とうとしている」と指摘した。

今回、ブータン王立のJDWNR病院にて2011年より小児科医として9年間尽力してきた西澤和子医師が、同病院の産婦人科医と協力しブータンの母子保健向上のため、遠隔胎児モニタリングシステムの導入に貢献した。西澤和子医師は、当初ブータン王国にひとりしかいなかった新生児専門のブータン人医師と共に、長らく医療水準の向上に尽力してきた功績が認められ、2017年にブータン国王陛下より、National Order of Merit 国家功労勲章を受章した。
日本における隔胎児モニタリングの歴史として、皇室出産における活用があげられる。皇后陛下雅子様や秋篠宮妃殿下紀子様が悠仁様ご出産の際に「モバイルCTG(トーイツ)」が胎児管理に活用され、当時の雑誌やテレビなどのメディアでも注目された。
今回の導入では、昨年8月に秋篠宮両殿下並びに悠仁様がブータンを訪れブータン国王夫妻と親交を深められたことと、日本における遠隔胎児モニターの皇室出産での活用の歴史とが結びつく結果となった。
日本発のIoT胎児モニターを開発・販売するメロディ・インターナショナル株式会社(⾹川県⾼松市:代表取締役尾形優⼦)は、JDWNR病院(第3代国王の名を冠するブータン最大の王立病院)及び保健省と連携し、第一段階として国内20地区への遠隔胎児モニタリングシステムの導入を開始する
ブータン国営放送による記事
http://www.bbs.bt/news/?p=133050
メロディ・インターナショナルは、ブータン保健省と協働し、ブータン国内に周産期サーバーを設置。先ずは20病院から始まり、国土全体をカバーする世界有数の周産期リファラルネットワークを構築する予定。
「幸せの国ブータン」にて「安心安全な出産の国ブータン」の実現を全力でサポートする。
既に同社が運用しているタイ、チェンマイ全域でのSNSを活用した周産期リファラルネットワークと共に、発展途上国や新興国への普及に向けて、大きな実績となる。


● 中国が傲慢な理由で強行した「モンゴル語教育停止」
マサムネ | URL | 2020/07/29(水) 06:27 [EDIT]
中国が傲慢な理由で強行した「モンゴル語教育停止」の衝撃2020年7月22日(水)楊海英
<IT時代には不向きな言語との差別的言説で同化政策が一層進む>
モンゴル語教育に安楽死を命じる――中国政府は6月末、そのような政治的目的を帯びた秘密文書を内モンゴル自治区に届けた。今秋の新学期から、学校におけるモンゴル語教育を停止するという内容である。
まず通遼市という地域から始まるが、誰もここだけで終わると思っていない。具体的には小学校では「道徳」の科目の授業を中国語で行い、中学以上では「モンゴル語」科目以外を全て中国語に切り替える。その口実も実に傲慢だった。
いわく、モンゴル語は先進的な科学技術や中国流の思想道徳を教えるのに不向きで、「優れた言語」である中国語こそがIT時代にふさわしいという。
最初は大勢のモンゴル人教師が失職の危機感から抵抗を始めたが、次第に民族文化そのものが消される同化政策に対する怒りが拡大している。特定の言語が現代の科学技術に適していない、という差別的な言説を信じる人は中国以外にはいないだろう。
歴史をひもとけば、中国の科学技術は13世紀まで長い停滞期にあえいでいた。中国の科学技術が飛躍的に進歩したのは、モンゴル帝国が形成され、アラビアやペルシャといった西方の先端技術・思想を東方に呼び込んでからだ。
北京市内に残る元朝時代の天文観測台と漢文に翻訳された多数のアラビア語・ペルシャ語の科学史的著作がその史実を雄弁に物語っている。科学技術の東方への伝播はモンゴル語を媒介としていたのである。
モンゴル人が堅持する民族自決権
モンゴル帝国が崩壊した後も、18世紀末までのモンゴル語はユーラシア各王朝の宮廷言語兼外交言語であった。清朝が南アジア諸国との間で外交使節を交わす際もモンゴル語に頼ることがあった。いわば、モンゴル語はペルシャ語やテュルク語と並んで、ユーラシア世界における政治的地位の高い言語であり続けた。その結果、ロシア語やテュルク系諸言語の中の政治用語はモンゴル語に由来するものが多く残っている。
モンゴル語が内包する高い政治性と国際性ゆえ、中国政府はモンゴル語に対して一貫して警戒心を抱いてきた。モンゴル人は第2次大戦後に独立国モンゴル人民共和国と旧ソ連圏内、そして中国の内モンゴル自治区に分かれて暮らしてきた。
レーニンが掲げていた民族自決の思想、すなわちどの民族にも独自の国民国家を造る権利があるという理念を、モンゴル人は一度も放棄していない。民族の統一を実現するには言語の同一性を堅持しなければならない。そのため、1957年まで中国とソ連、それにモンゴル人民共和国のモンゴル人はキリル文字による表記を共有していた。しかし中ソが反目し合うようになると、中国は域内のモンゴル人のキリル文字使用を禁止し、促進派を粛清した。それ以降、内モンゴル自治区は伝統的な縦書きのウイグル文字を使い、中国政府も奨励していた。
近年、モンゴルは長く使ってきたキリル文字を見直し、ウイグル文字の使用を強化する政策を公表。このままでは両国のモンゴル人が同じ文章を読み、同一の思想を共有するようになる、と判断した習近平(シー・チンピン)政権はモンゴル語教育そのものの停止を命じる強権の発動に舵を切ったのである。
中国にすれば「成功」の前例はある。2009年7月に新疆ウイグル自治区のウイグル人蜂起を武力で鎮圧してから、ウイグル語教育は実質上ストップしたままである。児童期から中国語を話すようになれば、「中華を愛し、中華民族の一員」になる、との同化政策を推進する習政権は、それをモンゴル人の自治区にも適用してきたのだ。
果たして、モンゴル人の抵抗はどこまで続けられるのであろうか。
● 唐鳳×早稲田
マサムネ | URL | 2020/07/29(水) 17:39 [EDIT]
【直撃90分】台湾の天才デジタル大臣、オードリー・タンに聞く「社会はもっと速く、多様になりますか?」
ハフポスト日本版と早稲田大学ビジネススクールが8月3日(月)午前9時45分から「ハフポストLIVE」を生配信し、インタビューを行う予定です。早稲田大学ビジネススクールの学生たちも参加し、オードリー・タンさんと直接対話をします。
2020年07月29日 07時34分 JST | 更新 7時間前
ハフポスト日本版編集部

MAYA NAKATA / HUFFPOST JAPAN
ハフポスト日本版と早稲田大学ビジネススクールは8月3日(月)午前9時45分から、台湾のデジタル担当の政務委員(大臣)、唐鳳(オードリー・タン)さんとオンラインでつなぐ「ライブ番組」を90分間配信します。

天才プログラマーの顔を持つオードリー・タンさん。新型コロナウイルスの感染が拡大する中、台湾国内のマスクの在庫が一目でわかる仕組みの開発を支え、さらに東京都庁の情報サイトへの協力でも話題になりました。

39歳という若さ、そして台湾の閣僚として初めてトランスジェンダーを公表したことでも知られています。

番組には、早稲田大学ビジネススクール(WBS)の入山章栄教授やWBSの学生たちも参加。デジタル時代のイノベーションやリーダーシップ論、民主主義や社会の多様性などのテーマについて、オードリーさんとWBSの学生たちが直接語り合います。

そういえば日本では、新型コロナでハンコの存続が話題になっていました。「台湾から学べること」をじっくり考えます。

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▶︎番組URL(時間になったら自動で配信が始まります。視聴は無料です)
Twitter https://twitter.com/i/broadcasts/1ZkKzmvRoRdxv
YouTube https://www.youtube.com/watch?v=l3H0ZmUNlQg&feature=youtu.be
✳︎やり取りは英語や中国語で行われますが、司会者が日本語に通訳します。
▶︎オードリーさんの登場は午前10時。午前9時45分からは、早大ビジネススクールの入山教授によるオープニングトークをお届けします。ぜひ早めにアクセスしてお楽しみください。
オードリー・タンさんとは? 35歳で大臣になった天才プログラマー

オードリー・タンさんは生後8か月で言語を話し始め、8歳から独学でプログラミングを習得。学校生活には馴染めなかったものの、自宅学習に切り替えて、10代で起業し、その後、米アップルの顧問を務めました。

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2016年に35歳の若さで蔡英文政権で入閣。現在はITやデジタル政策を担っています。

新型コロナでマスク問題を「解決」。異能の天才として世界から注目された

オードリー・タンさんが注目を浴びたのは、新型コロナ禍のマスク政策でした。

日本と同様、台湾でもマスクが手に入りにくくなっていました。そこでオードリー・タンさんは、民間プログラマーの力を生かしながら、マスクの流通や在庫の状況をリアルタイムで表示するプログラムの開発を支援。台湾は中国との関係から、WHO(世界保健機関)からの“締め出し”を受けつつも、新規感染者を抑え込んでいます。

このように、デジタルの技術や民間の力をスピーディーに組み合わせる「天才大臣」として、世界でもっとも注目されている閣僚の1人です。

新型コロナによって、日本社会も政治やビジネスの場で、デジタルシフトが求められています。日本が台湾から真似できることは何か。オードリー・タンさんのような若いリーダーは生まれるのか。一緒に考えます。

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トランスジェンダーであることを公表。きっかけは15年前のブログだった

オードリー・タンさんはトランスジェンダーであることを公表しています。きっかけは、20代だった2005年、自身が性自認と身体的性が異なるトランス女性であることをブログに書いたことでした。

台湾は2017年、同性婚を認めないことが憲法違反だとする判断が出され、2019年に同性婚を認めるアジアで初めての法律が制定されたことでも知られています。

一方、日本は、同性カップルに法的な婚姻を認めていません。

性的マイノリティの人たちが台湾でどう過ごし、多様な社会の実現のためにどのような取り組みが行われているのかも、オードリー・タンさんに質問する予定です。

「#オードリータンに聞く」で質問も受け付けます。

ライブ番組では他にも、オードリー・タンさんにこんなことを聞く予定です。

デジタル化は民主主義をどう進化させるの?
デジタルの欠点は何か?
若者が活躍するためにはどんな仕組みが必要?
イノベーションを起こすにはどうしたらいいのか?
Twitterのハッシュタグ「#オードリータンに聞く」でも、質問を募集中。番組中にいくつか紹介させていただきます。

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【配信日時】
8月3日午前9時45分〜午前11時30分
(午前9時45分からは、早稲田大ビジネススクールの入山章栄教授とハフポスト日本版の竹下隆一郎編集長によるオープニングトーク。午前10時になったら、Microsoft Teams経由で、オードリー・タンさんが参加します)
【配信URL】
≪Twitter≫
https://twitter.com/i/broadcasts/1ZkKzmvRoRdxv
≪YouTube≫
https://www.youtube.com/watch?v=l3H0ZmUNlQg&feature=youtu.be
【出演者】
オードリー・タン Audrey Tang(唐鳳)/台湾デジタル担当大臣
入山章栄 Akie Iriyama/早稲田大学ビジネススクール 教授
早稲田大学ビジネススクールの学生
竹下隆一郎 Ryan Takeshita/ハフポスト日本版 編集長
高橋史弥 Fumiya Takahashi/ハフポスト日本版記者 中国・台湾担当
【主催者】
ハフポスト日本版
早稲田大学ビジネススクール
● 米司法長官、施設破壊は「政府への攻撃だ」…活動家らがライフルなどで武装
マサムネ | URL | 2020/07/30(木) 14:13 [EDIT]
トランプ政権は、ポートランドに政府の治安要員を投入し、裁判所庁舎の警備などにあたらせている。バー氏は下院司法委員会の公聴会で、庁舎周辺の活動家らがライフルやナイフなどで武装していると明らかにした。その上で、「毎晩繰り広げられている事態は、常識的にみて抗議活動と呼べない」と語った。
https://www.yomiuri.co.jp/world/20200729-OYT1T50252/
● 菩薩行者大往生
マサムネ | URL | 2020/07/31(金) 22:30 [EDIT]
蔡英文 Tsai Ing-wen
@iingwen
台湾の民主化と台日友好に尽くした李登輝元総統の功績をたたえてくれたことに感謝します。台湾はこれからも民主と自由の理念を掲げ、日本をはじめとする、理念の近い国々との協力関係を深めていく考えです。 李元総統が願い続けた台日友好とアジアの民主主義を、私たちがしっかりと守っていきます。
3:31 - 2020年7月31日
● 李登輝死去
シラユキ | URL | 2020/08/02(日) 17:36 [EDIT]
>マサムネさん
中国は内向きなので海外と本気でことをかまえた歴史は過去にないのですが、チベットや香港情勢や米中対立などでどんどん未知の領域に自分たちをおいやっているようです。困った国です

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