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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2020/04/10(金)   CATEGORY: 未分類
地球が息を吹き返す
四月六日、お昼のニュースをみていたらそろそろ非常事態宣言がでそうなので、白い目で見られずに出歩けるうちにと大学にいく。地元の駅にはホームにほとんど人がいない。電車もガラガラなので座ってケータイをチェックすると大学からメールがきている。
 何と明後日8日からキャンパスを閉鎖(ロックダウン)するという。都市封鎖はなくても、大学は封鎖かい。この時点では非常事態宣言が8日にだされることは未発表であったため、大学は事前に文科省から情報を聞いてこのお知らせを発出したものと思われる。

 大学のキャンパスは毎年入試期間の三週間封鎖されるが、そんな時でも教員や職員は出入りできるし図書館はあいている。しかし、今回の封鎖は教員も入れないし、図書館も閉まるので、研究に支障を来す。
 学園紛争以来ではないか、この異常事態は。
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 今年はオリエンテーションも入学式もなし、今の時点では5/11から授業を再開するというが、対面授業はできないのでオンラインでの授業準備が進められている。とはいってもパソコン環境は教員も学生も様々であり、実修のような完全オンラインでは実行不可能な科目もあるため、他の業種同様大学も揺れまくっている。
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 ワイファイ環境が貧困な状態にあるとくに一人暮らしの学生とかは、すべての授業が動画配信になったらギガ不足で金欠になる。そういう細かいことはぬきで、ここのところ大学からはとにかく何とか対応してくれ、と毎日のようにメールがくる。何とかしてくれと言われても、どうにも対応できない先生とか生徒が絶対でてくるよ。

 大学の最寄り駅につくと、改札にはいつものガードマンがたっているが、今日はフェースガードとマスクつけている。研究室にいって必要なものをかばんにつめこみ、事務にいってもろもろの事務処理をし、図書館に本を返し、また必要な本をかり出す。しばらくこられないから見落としがないようにしないと。

 キャンパスにはほとんど人影がなく、散り際の桜の花びらが強い風にまきあげられている。静かだ。とにかく静かだ。
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 毎年、四月初めはキャンパスがもっともうるさい活気づく季節。商店街には入学おめでとうのフラッグがかけられ、教室も人でいっぱい、学内の通路もサークル新歓のよびこみでごった返し、高田馬場の駅前はよいつぶれた学生がごーろごろして、大学には苦情電話が殺到する。
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 なのに、今、キャンパスは静まりかえっている。思えば、ウイルスの蔓延により世界の人口の半分が外出制限をうけた結果、大都市上空の大気汚染は劇的に改善し、インドのパンジャブから数十年ぶりにヒマラヤが見えるようになった。去年は一月から発生していた台風も今年はまだ発生していない。

 気温の上昇は人間の活動が作り出していたものだから、今その活動がしずまって、地球が息を吹き返している。
 人間が呼吸ができなくなると地球が呼吸できるのか。 
 ダライラマはいう。
 「人間が作り出した問題は人間が解決できる」
 「地球は一つしかない。ここがだめになったからよそに住もうとかできないだろう?」
 個人的にはウイルスによって作り出されたこの状況は人類が文明のあり方について再考するチャンスを、どこかの誰かが与えてくれているように思える。
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● トルコが息を吹き返す
マサムネ | URL | 2020/05/11(月) 07:59 [EDIT]
トルコ国際協力調整庁(TİKA、読み「ティカ」)から行われた発表によると、設置されたマスク製造作業所で、モンゴル軍事病院の医療従事者をはじめ、感染のリスクがあるグループにいる人たちに配るためのマスクが製造される。
チュルク系のホトン人のためにトルコ国際協力調整庁が設置したマスク製造作業所で、抗アレルギー性の素材の保護マスク1万5000個を製造することが計画されている。
1日当たりの製造個数は1000個の予定である。
(2020年5月6日 水曜日)
● モンゴルが息を吹き返す
マサムネ | URL | 2020/05/11(月) 08:07 [EDIT]
終息後モンゴル祭りを 行方市地域おこし協力隊員 ボルド・ゾルジャルガルさん(37)2020年5月10日
行方市役所内に設置したモンゴルコーナーの前で、日本とモンゴルの国旗を手にするボルド・ゾルジャルガルさん=同市役所で

 行方市と故郷モンゴルの懸け橋となるべく、市の地域おこし協力隊員として昨年十一月から活動する。外国人で協力隊に任用されたのは県内で初めてだ。
 モンゴルの首都ウランバートル出身。モンゴル勢が活躍する大相撲などを通じて日本に興味を引かれ、大学時代は日本語を専攻した。二〇一五年、北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市)に研究生として来日し、昨年三月に修士課程を修了した。
 行方市を初めて訪れたのは昨年八月。東京五輪に向けたモンゴル重量挙げチームの合宿で通訳を務めた。市は東京五輪でモンゴルのホストタウンと重量挙げチームの事前キャンプ地となっている。「水辺にあって自然が多いところだと思った」と協力隊に応募した。
 冬休みに市内四カ所の学童保育施設でモンゴル語教室を開いた。児童たちは帰り際、「バヤルタイ(さようなら)」「バヤルララー(ありがとう)」と習ったばかりのモンゴル語であいさつしてくれた。「子どもたちの発音も良くて、緊張せずにモンゴル語を使ってくれたのがうれしかった」
 東京五輪ではモンゴル側との相談窓口を任され、重量挙げチームや在日大使館とメールでやりとりをしている。しかし、東京五輪は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開催自体が危ぶまれている。故郷では、毎年二月の旧正月恒例の親戚の集まりが自粛を強いられた。
 不安な日々が続く中、会員制交流サイト(SNS)を活用し、モンゴル語と日本語で市の情報を発信し続ける。「日本に留学しているモンゴル人の大学生から『旅行したい』『できれば行方市で仕事したい』との声があった」と手応えを感じている。市名産品のサツマイモを紹介した時はとりわけ反応が良かった。
 市役所麻生庁舎の一角に最近、モンゴルを紹介するコーナーも設けた。日本とモンゴルの位置を示す大きな地図の前に民族衣装を展示するほか、モンゴル相撲など三競技が繰り広げられる国民的祭典「ナーダム」を写真を交えて紹介している。今後は、食事や音楽などについても取り上げていく予定だ。
 コロナ終息後には、ナーダムのようなモンゴルの祭りを開催したいと思っている。「日本にいるモンゴル人に行方市を知ってもらいたいし、行方市民にもモンゴルを知ってもらって、両方を結びたい」(水谷エリナ)
● モンゴルで海魚が息を吹き返す
マサムネ | URL | 2020/05/11(月) 08:24 [EDIT]
http://yamakankyo.com/2019/09/21/kotekikankyosui/
最近の日経新聞では進展が紹介されました。
● 台湾が息を吹き返す
マサムネ | URL | 2020/05/17(日) 12:12 [EDIT]
「私のベースは日本のアニメ」 台湾映画「幸福路のチー」のソン・シンイン監督
2019年12月01日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019112901164&g=soc
幼い頃に「キャンディ・キャンディ」や「ドラえもん」などの日本製アニメを見て育った。「映像作家としての私のベースはそこにあります」と、台湾の長編アニメーション映画「幸福路のチー」のソン・シンイン監督は話す。
1975年生まれの女性を主人公に、台北郊外の下町で暮らす庶民の姿を、過去と現在を交錯させながら温かいタッチで描いた作品。背景には、戒厳令下から民主化が進んだ現代台湾の激動がある。「私自身がこれまで経験してきた悩みや思いを盛り込んだ」という半自伝的な映画は昨年、世界各地の映画祭で評判を呼び、今回の日本公開が決まった。
物語は、米国に住む主人公のリン・スー・チーが、台湾の祖母の死去で急きょ、故郷の下町「幸福路」に帰るところから始まる。運河が整備され、遠くには高層ビルが立ち並ぶなど、子供時代とは様変わりした街を見ながら、チーはそれまでの半生に思いを巡らす。
シンイン監督によると、物語は自身の実体験とフィクションを織り交ぜて構成。当初は実写での映画化を構想していたが、「より多くの人々に自分の物語として受け止めてほしい」との思いから、イメージを膨らませやすいアニメーションによる製作を決意した。
ところが、台湾ではアニメーションの製作体制が確立されておらず、自身でスタジオを立ち上げることに。結局、完成までに4年の歳月を要したという。
目指したのは、日本やハリウッドの物まねではない「台湾風のアニメ」だった。「現地の空気感や雰囲気、においなどを表現するためには、どうすれば良いのかを考えた」
結果、美術監督と共に選んだのが「水彩画のようなタッチ」。大気汚染による空気の濁りや、南国の温かさを表現するのに最適だったという。細密だが柔らかに表現された街並みや、ぬくもりを感じさせる人物描写はオリジナリティーに富み、作品に唯一無二のカラーをもたらしている。
台湾らしい陽光の描写にも力を入れた。「スタッフが見慣れていた日本のアニメーションの日の当たり方とは全く違う。私のイメージを美術スタッフに伝えるのに苦労しました」
 「論より証拠」とばかりにスタッフを屋外に連れ出して実際の日差しを観察してもらい、イメージ通りの映像を作り上げた。幼いチーが見る幻想のシーンは、ドラマシーンとは別の美術監督を起用し、トーンの違いを際立たせた。
◇小津作品への観客の反応に衝撃
 「しっかりと物語を語ること」にも意を注いだ。主人公チーは戒厳令下で無邪気な少女時代を送り、進学をめぐっては両親と対立。就職先の新聞社で現実の壁にぶつかり、米国に渡ったという過去があった。
 今は米国人の夫や子供と暮らすが、ある問題を抱えていた。懐かしい郷里で、チーはもう一度自分の人生を問い直す。
 「『この人はこういう人だ』と決めつけるのではなく、観客がそれぞれに異なった感情で登場人物を理解できるような作品にしたかった」とシンイン監督。台湾では、若い世代は現代パート、中高年では過去のパートに共感を寄せる声が強かったとか。さまざまな反応が出たことに満足げだ。
 「幸福路」は台北市郊外に実在する。自身は隣町で生まれた。京都大学の大学院で映画理論を学んだ後、米国で映画修士号を取得した。これまで実写とアニメーションの短編映画を手掛け、今作が初の長編映画。現在は実写の長編第1作を準備中だ。
映画監督になる前は、新聞記者やカメラマン、脚本家などさまざまな職業を経験している。日本で薫陶を受けた東陽一監督の「うそをついても観客はすぐに見破ってしまう」との言葉を胸に、半分は実体験をベースにした物語を紡いだ。
2004年から3年間、京都で暮らしていた時には、小津安二郎監督の「彼岸花」を上映中の劇場で見た光景に大きな衝撃を受けたという。
 「登場人物が歌を口ずさむ場面で、観客が一緒になって歌い始めた。『今、私は映画を見ているのではなく、観客の思いを見ているのではないか』と思いました。小津監督はごく平凡な人々のささやかな生活を描くことによって、豊かな情感を生み出した。私もそんな映画を作りたい」
 「自分にリミットは設けない」が信条で、さまざまな題材や手法に挑戦したいという。「大事なのは自分が語りたいストーリーを語ること。ジャンルや表現のスタイルは関係ない」。現在準備中の実写長編映画は、今回とは打って変わった「サイコロジカルスリラー」になる予定だ。
 「幸福路のチー」は11月29日から全国順次公開。
(時事通信社編集委員・小菅昭彦)
ソン・シンイン(宋欣穎)=1974年、台湾生まれ。2013年に製作した短編アニメーション「幸福路上」が台北映画祭で最優秀アニメーション賞を受賞。この作品を基に「幸福路のチー」を完成させた。現在、実写初長編作となる「Love is a bitch」を準備中。京都滞在時の経験をエッセーにした「いつもひとりだった、京都での日々」(早川書房)も刊行された。

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