FC2ブログ
白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2010/01/01(金)   CATEGORY: 未分類
明けましておめでとうございます。
るり
 明けましておめでとうございます。

今年の干支はトラなので、写真はうちの茶トラのるりjrです。シマシマが一番はっきりしている写真を選んだら顔がはっきりうつってません。美人さんなので残念です。

 十二支の中でもトラは絶滅危惧種の筆頭。野生動物の保護にあたっていたWWFも1972年から「オペレーション・タイガー」というプロジェクトをはじめてインドにいるベンガルトラの保護などを行っている。

 何しろシベリアトラは349頭、インドシナトラ422頭、マレートラ300頭、、スマトラトラ441頭、ベンガルトラ1890頭にまで減って、以下、ジャワトラ、バリトラはことごとく絶滅したとな(WWF 2010 1/2号)。

 人間が増えすぎて森を伐採した結果である。

 ここ十年間中国にはトラの痕跡が見いだされていないので、中国のトラも絶滅したと言われている。「苛政は虎よりも猛し」とことわざにまで虎がでてくる中国にあって、虎が滅びて苛政(共産党の一党独裁)が残っているというのもいかがなものか。

 チベットでは昔からダライ・ラマは殺生を禁じる仏法の教えに従って森を漁師に対して禁地にしていた。中国がチベットを支配してからは、当然環境破壊がすすみまくり、チベット人も昔ほど野生動物を大事にしなくなった。

 しかし、2006年にダライ・ラマ14世が「毛皮を着たいという見栄のために動物を殺生をするのはやめなさい。そもそも野生動物は保護するものよ。新しい素材のジャケットもあるでしょ」(うろ覚え)と言ったら、遊牧民たちが、自分の着ていた毛皮をぼんぼん火に放り込んでダライ・ラマのスピーチに答えた。それを見た、中国共産党はチベット本土にまで浸透するダライ・ラマの影響力に恐れを成し、チベット政策を締め付けた。
 こうしてオリンピックイヤー(2008)の蜂起に至ったことは有名なはなし。


 ダライ・ラマはかねてより、「すべては依存しあって存在しているので、人が自分の家族、自分の会社、自分の国、などと自分の延長にあるものだけのために生きていてはこの世は滅びる。社会、地球全体に対する責任を自覚しながら行動せねばならない」といって普遍的責任感を説いた。

 確かに、生物多様性、文化の多様性が保証できなくなった時、ガサツで丈夫な多数派の生き物(カラス、ネズミ、ゴキブリ、人間)だって無事ではいられないだろう。トラが安心してすむ森があること、チベット人が自らの生まれた場所で文化をまもっていけること、このようながひいては地球の未来を確かなものにしていくのである。

 というわけで、今年もチベットをよろしくお願いしまーす。
[ TB*0 | CO*8 ] page top
Copyright © 白雪姫と七人の小坊主達. all rights reserved. ページの先頭へ