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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2009/08/30(日)   CATEGORY: 未分類
台湾人の信心
 8/29日、ラダックでの法話を終えたあと、ダライラマ法王は台風八号の犠牲者を追悼するために、台湾に向かう。

 台湾はもう最近国でもない、地域でもない、なんだかわからない状態のストレスに耐えかねて、国民党の馬英九政権になってから、中国本土にすりより倒していた。それに「中国にすりよるのはイヤ」という民進党の支持者たちが、去年国際人権デーにダライ・ラマを台湾に呼ぼうとしたら、この馬さんが失礼にもそれを拒否したため、訪問は流れていた。

 しかし今回の台風被害は馬英九政権の手際の悪さで被害が拡大したこともあって、それでもって被害の大きい台湾南部は民進党の支持者が多いこともあって、馬さんも「宗教的な目的」ならいい、と言わざるを得なかったとのこと。

 で、去年国際人権デーにダライ・ラマを台湾に呼ぼうとした人も、今回の呼びかけ人も、民進党の高雄の市長さんらしい。台湾通のゼミ生にその人の名を教えてもらった。陳菊さんとな。

 ダライ・ラマのサポーターをやっている方ならさぞや仏様のような素晴らしい方であろうと、さっそくグーグルの画像検索で陳菊と入力してみる。

ちんきく


 まあ、考えようによっちゃ鎌倉の大仏さまが立ち上がったみたいに見えないこともないので、ありがたいと言えないこともない。

あ、画像をクリックすると大きくなりますよ。

 ダライ・ラマの台湾訪問って何かと政治的に見られるけど、もともと台湾人は気合いの入ったチベット仏教の信徒がたくさんいて、ダライ・ラマに会いたい人はたくさんいる。インドいくと台湾人のお布施でたったお寺がバンバンあるし、法要ともなると台湾人がお布施をどんどんだしてくる。

 台湾の人のチベット仏教に対するこの熱心さをみると、日本人なんてほんっと無宗教。この前の仏舎利展の時も台湾の人はなんだか知らないけど仏舎利の前で泣いてたよ。ひょっとすると社会主義政権があそこまでやっきになって宗教を破壊しなければ、中国人は本来は信心深い人達なのかも。

 本土中国も台湾ほどではないにせよ豊かになってきたことだし、もうゼニカネいうのやめて、チベット仏教に手でも合わせてみて、少しは自分の心を客観的に見つめればいいのに。

 土曜日、チベ関係者数人で怪しい飲み会。日本にいるチベット人に詳しい方かたが一人いて、彼らの家庭を心配していた。曰く、そのチベット人がフリー・チベットの活動のために奔走すればするほど、働かない分生活が苦しくなるので、奥さんが仕事にでることになる。そうするとそのチベット人の子どもは両親のいない家庭で育つことになる。それが心配だ、と。

 確かに親は「この子が自分の国で安心してくらせるように」と体をはってフリー・チベットやっていても、子どもからすれば、もっと父親にいろいろ話しを聞いてもらいたかったり、甘えたりしたいだろうから、もしそれができない場合、ヘタをすると、チベットなんかどうでもいいとか言い出すかもしれない。

 そういえば、インド人の地位向上に生涯を捧げた、インド独立の父ガンディーは、息子をアル中で失っている。生涯偉大なる父親に逆らい続けていたという。ぞぞぞぞぞ。

 民族性にこだわる在日二世と、それに反発を感じて日本に帰化しちゃおうという三世との確執アゲインか。てか、よく考えたら、もともとチベット人は難民(無国籍)だから、日本人との間に生まれた子供は迷うまでもなく日本国籍か(笑)。

 危うしチベット人性!
 危うし台湾人性!

 なんでチベット人こんな苦労をしなければならないのでしょう。
 台湾の人もなにゆえ自分たちの尊敬する人にあう自由がここまで制限されるのでしょう。

 パネル演題「チベット仏教研究の可能性を探る
  時  9月9日13時30分~16時、
  場所 大谷大学の1号館2階1204番教室 ※ 学会の参加費が2000円かかります。
(1) 福田洋一「チベット仏教のためにできること」
(2) 根本裕史「ツォンカパ研究の方法論的展望」
(3) 吉水千鶴子「新出カダム派文献研究とチベット仏教思想史の再構築」
(4) 安田章紀「ニンマ派研究の現状と展望」
(5) 平岡宏一「チベット密教研究に関する方法論:ゲルク派ギュメ密教学堂での伝統的教授法を通じて」

平岡先生よりメッセージ  「ツォンカパのチベット密教を勉強したい、或いはどうやって修行して行ったらいいのか」と思ってらっしゃる方には必ず参考になると思いますので、是非いらっしゃってください

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