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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2009/07/25(土)   CATEGORY: 未分類
秘宝でアクション!
とあるゼミ生の実家が麻生太郎の選挙区にある。
彼は子供の頃、スーパーは「アソー」という名前だと思っていた程、彼の地元ではアソー財閥がのしている。

で、今、彼の故郷、すなわち麻生さんの実家あたりが記録的な豪雨に見舞われているという。
そういえば、自民党政権が下野し細川政権が誕生した94年?(93年というツッコミ入る)も、たしか記録的な豪雨があったような

 今回も天が政権交代を告げているのか。

 まあかりに政権交代となっても、鳩山由紀夫さんは97年に来日したダライ・ラマ法王と臆せず会見し根性みせてくれたし、チベット問題を考える議員連盟の、元代表牧野聖修も、現代表の枝野さんも民主党なので、チベット問題的には、影響は軽微かも。つまり、ダライ・ラマ法王が来日の際、ビザがでなくなる、などの問題はたぶん起きない。

 今年の秋はもう一つ楽しみなことがある。九月末から十月初旬にかけて、アメリカを訪問するダライ・ラマ法王に、菩薩オバマさんが会見したいと接触してきたようだ。
 きっと某国の建国60執念、もとい、周年の祝いに平和の花を添えてくれるね。
 また、ダライ・ラマ法王はワレサもと大統領との深い絆から、ワルシャワの市民権も授与されるそうです。
 法王は生まれ故郷に帰れなくなって半世紀たちますが、法王には第二の故郷がたくさんできつつあります。

 はい、お知らせ。

 九州で行われていたチベット展がこの秋、上野の森美術館にきます。
で、この展覧会は二十年前の展覧会よりはプロパガンダ色がうすくなっているのですが、ダライ・ラマとか、ここ六十年間の歴史とかはすっぽぬけているらしいです。

 六十年前の1950年、中国共産党軍はチベットに侵攻してきて、1959年にはダライ・ラマが亡命した後には、チベット全土で僧院や寺を壊しまくって、その中にある貴重な仏像、壁画を壊し、仏典をもやし、ついでに僧侶も殺しました。

 この展覧会が、この60年間に一切ふれず、さらに、ポタラ宮の本来の主であるダライ・ラマ14世について一言も触れないというのは、チベットを紹介するにはちょっと野心的かも。

 中国からの美術品を使ったチベット展と言えば2005年にアメリカに巡回した際には、広告代理店にのせられてこの展覧会を見にきた有名人の言動が、twitterやfacebookでさらされて笑いものになったりしたらしいです。

 ついこの前九州国立博物館でも、講師に呼ばれた椎名誠氏が、思いっきり、この空白について語りまくって、観客の啓蒙にあたったそうです(ちなみに、博物館の入り口でチベットの写真展をやっていた漢人の写真家がドンビキしていたそうです 笑)。

 わたしはこれまで、チベットの僧院が、お坊様が、共産党に、あーされた、こーされた、今もこーされた、とかいうことを意識してあまり言わないようにしてきました。これは厳然たる事実であるけれども、人の感情をかき立てるので、単細胞な人がこの真実の歴史を聞いて「チベットのため」にとかいって、毛沢東のミイラでも爆破しにいったら、チベット問題の平和的解決がかえって遠のくからです。

 それに、ついそれを口にしたら、毛沢東の前半生を評価する生徒から「先生はチベット人が共産党にひどいことをされた、というけど、それって、日本兵が南京で中国人を虐殺したと中国が騒ぐのと同じことじゃないですか」と言われたりもしたし。

 でも、このお気楽な展覧会を見て、チベットの歴史が分かったような気になる人がでてきてもやはり困るし、その美術品をみて、「まあ神秘的、鉄道も通ったことだしチベット行こうかしら」なんて気分になった日本人がチベットにどっと押し寄せたりしたら、漢人がまたラサにに大量移住してチベット文化が消滅しちゃうので、それも困ります。

 というわけで、この展覧会の主催者にちょっと考えてもらおうよ、というインターナショナルな抗議行動が起きてまーす。和訳ページは

http://www.seichi-tibet.com/

ちなみに、いずれにせよこの展覧会は実施されるでしょう。その際には、この60年のことを知っての上で、また、チベットの歴史におけるダライ・ラマの位置づけもわかっての上で、この展覧会をみにいく分には、問題ないことと思います。

 フリチベTシャツでもきて見に行ってあげてください。
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