日馬富士とダライ・ラマ
陽気がいいせいか、北朝鮮がイカレている。
ここ半世紀ずっと「ソウルを火の海にしてやる」とかいいながら、瀬戸際外交を続けてきたが、本日も元気に自分で火だねをつくって自分でせっせと扇いでいる。
北朝鮮や中国のプロパガンダ発言って、他国の元首を呼び捨てにするわ、悪魔よばわりするわ、人の話はいっこうに聞かないわ、一応シュケンがあるからみんな黙っているけど、あれ個人の発言だったら完全に病院送りのレベルだよ。
かつてのCIA予測によると、北朝鮮はとっくに経済破綻で滅びているはずなのだが、中国様が援助しつづけていることと、朝鮮の方々が我慢強いことから、CIAの予測を大幅にうらぎって、長寿記録更新中。
こんな長寿続かんでええがな。
「これからはアジアの時代」とかいって東アジア共同体唱えている人とか、「欧米の人権感覚はアジアにはなじまない、朝鮮や中国を温かい目で見よう」とかいってる方々は、そのいわゆる戦略的な博愛をもって、彼らを正道に返してくれ。
さて、気分を変えて、今日の「ダライ・ラマ」コネタ
とある研究者のメールから教えてもらったのだが、今場所、初優勝した日馬富士はモンゴル出身の力士で、日刊スポーツによると、「普段は、信奉するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマのお経、好きな音楽などをイヤホンから聴きながらウオーミングアップする。」そうです。
そう、チベット仏教は13世紀にモンゴルに流入し、以来、元朝の崩壊、社会主義政権による弾圧などを幾度か絶滅の危機に会いつつも、シャーマニズムに並ぶモンゴル人の基層宗教である。
とくに、モンゴル本土で民主化が実現した後、チベット仏教に対する信仰は急激に復活して、モンゴルアイデンティティの一角を形成している。中国支配下の南モンゴルでも、急速な漢化にさらされたモンゴル人たちは、チベット仏教を漢人と自分たちをわけるアイデンティティの一つとみなしてほそぼそと信仰している。
実は近代以前のモンゴル人の名前はそのほとんどがチベット名でつけられていたくらい、モンゴル人の信仰はあつかった。だから、この日馬富士のエピソードも全然普通である。
一つ悲しい話をすれば、中国の圧力により、モンゴル本土にはダライ・ラマは入国できない。だから、ダライ・ラマが日本にくると、モンゴル人たちは日本のあちこちから、一家を挙げて東京の講演会場にやってくる。彼らの敬虔な姿を見ると、明らかに「癒されたくて」集まってくる日本人とは異なり、モンゴル人はもっとガチでまじめで、「信仰を捧げる」といったカンジ。
ここからも、チベットとモンゴルの長い交流の歴史を感じることができる。
またまた話かわって、5月25日の朝日新聞の朝刊の「ひと」欄にの「雪の下の炎」の監督、楽真琴さんがとりあげられていました。
朝日新聞もこの一年で本当に変わりました。
今朝の朝刊にも、「四川大地震一年目に遺族たちがなくなった子供の追悼をしようとしたら、武装警察に阻まれ、武装警察と一緒にいた土地のドチンピラに脅された」みたいな内容の特派員報告がのっていたりして、朝日は着実に変わっています。
これからもほめてのばしていきましょう(笑)。
ここ半世紀ずっと「ソウルを火の海にしてやる」とかいいながら、瀬戸際外交を続けてきたが、本日も元気に自分で火だねをつくって自分でせっせと扇いでいる。
北朝鮮や中国のプロパガンダ発言って、他国の元首を呼び捨てにするわ、悪魔よばわりするわ、人の話はいっこうに聞かないわ、一応シュケンがあるからみんな黙っているけど、あれ個人の発言だったら完全に病院送りのレベルだよ。
かつてのCIA予測によると、北朝鮮はとっくに経済破綻で滅びているはずなのだが、中国様が援助しつづけていることと、朝鮮の方々が我慢強いことから、CIAの予測を大幅にうらぎって、長寿記録更新中。
こんな長寿続かんでええがな。
「これからはアジアの時代」とかいって東アジア共同体唱えている人とか、「欧米の人権感覚はアジアにはなじまない、朝鮮や中国を温かい目で見よう」とかいってる方々は、そのいわゆる戦略的な博愛をもって、彼らを正道に返してくれ。
さて、気分を変えて、今日の「ダライ・ラマ」コネタ
とある研究者のメールから教えてもらったのだが、今場所、初優勝した日馬富士はモンゴル出身の力士で、日刊スポーツによると、「普段は、信奉するチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマのお経、好きな音楽などをイヤホンから聴きながらウオーミングアップする。」そうです。
そう、チベット仏教は13世紀にモンゴルに流入し、以来、元朝の崩壊、社会主義政権による弾圧などを幾度か絶滅の危機に会いつつも、シャーマニズムに並ぶモンゴル人の基層宗教である。
とくに、モンゴル本土で民主化が実現した後、チベット仏教に対する信仰は急激に復活して、モンゴルアイデンティティの一角を形成している。中国支配下の南モンゴルでも、急速な漢化にさらされたモンゴル人たちは、チベット仏教を漢人と自分たちをわけるアイデンティティの一つとみなしてほそぼそと信仰している。
実は近代以前のモンゴル人の名前はそのほとんどがチベット名でつけられていたくらい、モンゴル人の信仰はあつかった。だから、この日馬富士のエピソードも全然普通である。
一つ悲しい話をすれば、中国の圧力により、モンゴル本土にはダライ・ラマは入国できない。だから、ダライ・ラマが日本にくると、モンゴル人たちは日本のあちこちから、一家を挙げて東京の講演会場にやってくる。彼らの敬虔な姿を見ると、明らかに「癒されたくて」集まってくる日本人とは異なり、モンゴル人はもっとガチでまじめで、「信仰を捧げる」といったカンジ。
ここからも、チベットとモンゴルの長い交流の歴史を感じることができる。
またまた話かわって、5月25日の朝日新聞の朝刊の「ひと」欄にの「雪の下の炎」の監督、楽真琴さんがとりあげられていました。
朝日新聞もこの一年で本当に変わりました。
今朝の朝刊にも、「四川大地震一年目に遺族たちがなくなった子供の追悼をしようとしたら、武装警察に阻まれ、武装警察と一緒にいた土地のドチンピラに脅された」みたいな内容の特派員報告がのっていたりして、朝日は着実に変わっています。
これからもほめてのばしていきましょう(笑)。
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