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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2008/10/27(月)   CATEGORY: 未分類
失われた平和
ダライラマ法王東京講演
*期日 2008年11月6日14::00 いよいよ来週
*場所 国技館
*お問い合せ先 ここクリック!


会期末は混むと思ったので、土曜日にミッシングピース(失われた平和)展を見に行く。

 この展覧会はアメリカのダライラマ・ファンデーション(Dalai Lama Foundation)とチベット百人委員会(Tibet 100 committee)が、60人(アメリカでは80人の)アーティストに呼びかけてチベットや平和をテーマに作品をつくってもらったもの。

 ニューヨーク、シカゴ、サンフランシスコときて、今年東京にきた。

 この企画がはじまった時、もちろんダライラマ法王に報告があがった。

 すると、「なぜ私なのか。ガンディーやマザー・テレサにしたらどうか」とのご下問があったそうで、それに対して主催者は「今を生きている平和運動家とアーティストがともに歩む意味がある」
 と説得したのだそう。

 すると猊下、「自分ではなく、自分のとく『平和』をテーマにしなさい」とさすがな応答。

 どこぞの国の独裁者が国中のロータリーに自分の銅像をどかどかたてて自画自賛してるのとはおおちがい。

 だから、この展覧会はいわば政治的なプロパガンダとも個人崇拝とも無縁である。

 「ダライラマの名の下に本当に才能ある現代芸術家があつまって平和を表現する場」とでもいうべきか。

 わたしは博物館にはよく行くのだけど、美術館ってちょっと苦手で、敷居をたかく感じていたが、この展覧会は面白かった。


 第一会場にはリチャード・ギアのとった東チベットの行者の写真とか、チベットの非暴力の闘争をチベットの画家テンジン・リクドゥルが書いた、ゲルニカみたいな絵とかが置いてある。どれもオタクにはたまりません。
 で、最後の部屋の真ん中には、坂本龍一がダライラマ法王にあった時の感動を音で形にしたものが置いてある。音で形をつくるって、どうゆう意味かというと、そこにおかれている細かい砂が音の振動で動いて常時違うかたちを描き出しているのだ。 人為を排したワンダホーな作品である。
 
 第二会場なんて、16個のiPodが円形に並んで、120人のスピーカーが「無常」を語るのを放送していたりする。 一人一人の声はよくきこえず、全体としては喧噪だが、無常について語る音声も無常なことを表現しているのだろう。

 第三会場では120人のチベットのお坊さんの顔がびっしりならんで、全部一人一人が別の映像で一人一人別のことばをしゃべっていたりする。いろんな人がいっぺんしゃべる言葉は滝のような音と映像。
 
 とにかくクールなのである。!

  ちなみに、会場が三つに分かれているのは、開催にあたって公共の美術館がびびってどこもひきうけてくれなくて民間のホールを借りたからだという。

 最後にわたくしのイチオシの作品。なんといっても私の心をとらえたのはダライラマ猊下の靴にオーラをあしらったシルヴィ・フルーリの作品であった。

 むろん、作者は「ダライラマ法王の人格の輝き」をはきものの後光という形で表そうとしたのだが、それに対するダライラマのコメントが神。

 「この靴は何度も底を張り替えたので、そこにあるオーラは靴職人のものでしょう

 どはははは。

 このミッシングピースの帰りに、フィールチベットの会場にたちよる。チベット書籍・物品を扱うカワチェンのケルサン氏がプロデュースしている展示会。

 今週金曜日、チベット学会で上京する小野田先生を捕まえて、ダムニェンとゆかさんの歌のコラボが行われるそうです。まだ場所が決まっていないそうなので、ギリギリになったらこのページを確認しよう(笑)!
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