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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2008/09/27(土)   CATEGORY: 未分類
チベットのためにできること
 数日前、とある学生からメールが入った。

 ラダックの首都レーからマナリにぬける峠で、吹雪と事故にあい、5000mの峠付近で渋滞で動けなくなり、一週間、難民キャンプ状態のところでインド軍の投下物資で食いつないでいたと。

 で、その足止めを食った難民たちの中に、カルマパ17世猊下もいて、彼もヒマしていたらしく、うらやましいことに病気でたおれた日本人は彼からカルマパ16世からの薬をいただき、回復し、その学生も靴下をめぐんでいただけたとな(ありがたいことだ)。

 で、キャンプの夜は冷下十数度まで下がり、死にかけたそうだが、カルマパ17世がいたおかげでインド軍の出動がはやく、病気の日本人とカルマパ猊下は翌日のヘリ便で下界におり、彼はインド軍の護衛でレーまで戻ったそう。

 カルマパとため口がきけてうらやましい気もするが、零下十数度で死にかけるのはうらやましくない。

 わたしはあやうく社会面に●大生マナリ近郊の峠で凍死なんて、記事をみるところだったのだ。

 で、ローカルの人たちが山を下りだしたら彼らの目の前で雪崩がおきて三人なくなったとな。

それを見たカルマパ普通話で

「死了多。現在難説阿」(たくさんの人が死んだ。今は何もいえないよ)

  そうでした。カルマパ猊下、14才までは中国国内のツゥルプ寺で愛国教育を受けていらしたんでした。中国語はペラペラですよね。

 で、学生によると、彼は日本のゲームと韓国のドラマが大好きなだそうな(いいのか、こんなことバラして)。とにかく、カルマパ猊下のいらしたお陰でインド軍がはやく出動して彼も毛布もらえて凍死しなくてすんだわけですから、カルマパは学生にとって命の恩人といえるでしょう(あ、もちろんインド軍も)。

 で、この学生、じつは五月に早稲田に某国の首席がきた時、ノリでフリー・チベットやってくれた人。この夏も本土チベットに行くといいはっていたのだが、ご存じの通り、今年のチベットはラサ以外入れずそれも個人では入れない状況なので、ラダック旅行とあいなったわけである。

 半分ノリのフリチベ学生。でも、こうしてなんとなく命を助けてもらい、しかも普通なら謁見も難しい高位の転生僧と難民キャンプで同宿して語り合うというのも因縁である。フリチベの功徳かもしれません。

 まあ、彼が死ななかった今だから言えることだけど。

 で、前の記事のコメント欄に「チベットのために何ができるでしょうか」という質問がありました。

 基本、学生さんでも、社会人でも、今目の前にあることを誠実にこなして、人から愛され、尊重されるようになれば、チベット問題についても耳を傾けてもらえると思います。まあ、自分がそれを実現できているかといえば非常に微妙でありますが、少なくともダライラマ法王はその方向で半世紀ブレずに、敵を作らず愛を説き続けた結果、宗教、人種、国家をこえて友人がたくさんできました。

 もちろん、自分のもってる「マンガがかける」「歌が歌える」「山登りが好き」「イベントのボランティアをする」など、個々人の技能・性格に応じてイベントにつなげるのもいいかと思います。
 
 何にしても非暴力運動って性格の陶冶するにはいいですよ。結果、いろいろな欲望と折り合いがついて、チベットを応援していたつもりが、結局は自分が救われていた、という話もよく聞きます。

 この学生の事例はかなり極端だけど、素晴らしい出会いもあります。

 素晴らしくない出会いもありますが、その場合は気にするな、と仏教は説いてます。

だから、出会いはすべて素晴らしい!
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