FC2ブログ
白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2008/06/24(火)   CATEGORY: 未分類
秘境(笑)チベット解禁!
 今年三月のチベット人蜂起以来、神秘のベールに閉ざされていたチベットに、ついに旅行許可の通達がでた。http://www.xzta.gov.cn/zww/lydt/lyxw/6442.shtml

 とりあえず、21日にラサの聖火リレーが終わったからだろう。
昨日のニュースによると三月の蜂起で拘束されていたチベット人のうち1157人も解放されたとのことだし。ある意味、わかりやすい中国政府。

 しかし、このラサの聖火リレー、どう考えても失敗だろう。

 当初より予定は短縮され、何かしそうな人はあらかじめすべて拘束下におき、さらにご丁寧に沿道での一般人の見物は禁止し、兵隊でバリアつくった厳戒下で開催である。こうまでしないとできない時点で失敗だよ。

 このリレー、ルートはノルブリンカからポタラ宮までを走ったらしいが、ダライラマ法王の夏の離宮と冬の宮殿を結ぶのであれば、ダライラマ法王の天覧が欲しいところ(ムリ)。
 
 有名な話であるが、昨年の外国人チベット旅行者のダントツ一位は日本人である。イギリスと並んでテツ(鉄道マニア)の多い日本人は、青蔵鉄道の開通を契機にどっとチベットにおしよせたのだ。去年放映されたNHKスペシャル「聖地に富を求めて」(中国人のチベットでのビジネスを批判的に描いたドキュメンタリー)で舞台になった高級ホテルも、日本人が上得意である。


 この鉄道の開通による観光客増をみこんで、ここ数年ラサは投資ブームにわいた。
 投資の行われるところには漢人出稼ぎ労働者が多量に流入する。すると、今度はその労働者をあてこんだ店ができる、といった具合に、ほとんどの金は漢人社会の中でまわり、チベット人はどんどんすみっこに追いやられていく。

 日本人が喜んで買い込んでいるいろいろな仏画や仏具や民具もチベット人の寺や一般家庭から二束三文で買い上げられて日本人に売られているのである。

 日本人は、知らないとはいえチベット文化の破壊に手を貸しているわけ。尾瀬の自然がうつくしーから、と山を愛する人々がおしかけた結果、観光客のだす生活排水で尾瀬死にかけたことを思い出すよ。

で、今回のチベット解禁は、ラサの漢人資本が悲鳴を挙げているからだろう。

 オリンピックの年、去年にもまして観光客がきて、ウハウハ儲かるぞー、と思っていたのに、三月の蜂起に五月の大地震。投資を回収どころか大赤字。一刻も早く、旅行者をいれたいのだろう。


 しかし、煙のあがるラサをテレビでみた日本人はしばらくは「気軽にラサ」なんてムードにゃならんだろう。

 そいえば今日渋谷の階段上の広告みてて面白いことに気がついた。ついこの間まで
「読売新聞は2008北京オリンピックの日本人選手団を応援しています」

という宣伝があったのが、玉木宏をつかった前のタイプの宣伝にさしかえられていた。

 日本人選手団と限定詞をつけていたところから、読売新聞も「北京オリンピック」を応援していると思われたくないんだろうなと思っていたが、それすら世間の冷たい目を意識してとっかえざるをえなくなったわけだ。

 それでも、青蔵鉄道のりたいという根性すわったテツの方、ラサではチベット人ガイド、チベット人ウンちゃん、チベット人経営のホテルをつこうてやってください。

 ていうか、テツはあとあと。

 まずジャーナリストの方、語学のできる方、入ってください。
[ TB*0 | CO*12 ] page top
Copyright © 白雪姫と七人の小坊主達. all rights reserved. ページの先頭へ