FC2ブログ
白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2008/02/01(金)   CATEGORY: 未分類
チャイナ・フリー・チベット
 ブタ肉を牛肉に偽装したとか、ブロイラーを比内鳥に偽ったとか、赤福の賞味期限が切れてたとか、日本にも数々の食の問題があるが、言ってみればこれは詐欺であって、命に関わるほどのものではない。

被害者の中には「やっぱ吉兆の鳥はひと味違うねー。比内鳥だからなー」とかいってた偽装食通もいるわけで、この事件にはある種の滑稽さもつきまとう。

しかし、今回の餃子事件はのめば~死ぬ死ぬ農薬入りである。
シャレにならない。

 中国は精神的にも実質的にもいろいろな意味で発展途上国なので、ある意味この危険は予想されていたことであった。

 過去わたしは中国滞在中に何度お腹を壊して死ぬ思いをしたことか。

 十五年ほど前、母が死んだ年、傷心を癒しに中国にいった時が一番ひどかった。

初日に北海公園の側の食堂に入ってたぶんそこで食べたものが悪かったのだろう。その夜、吐き気・発熱で倒れ、一週間何も食べられず。骸骨のようにやせ細ったよ。それ以来、中国ではファーストフードか、朝鮮族かウイグル族の食堂に入ることにしている。
 
 そいえば、昔 一度トイレに行こうと思って間違えて中国レストランの厨房に迷い込んだことがある。その時私の目にはマーベラスなものが飛び込んできた。

 シンクのようなところに真っ黒な液体がたっぷんたっぷん入っていて、みるとそれはあげものする時の油なの。ガソリンかと思ったよ。その後Sarsとかあって、衛生には多少は気を遣うようになったのだろうけど、あれはすごかった。

 わたしがあたったのはたぶん悪い油とか、いれすぎた化学調味料なのであろうが、今回は化学薬品による中毒なので、たぶんこんな絵がかける(以下はまったくの想像です)。

 工場長「わが工場の製品は日本に輸出する。日本人は細かい。清潔でないと怒られる。工場内のハエととかがギョーザに混入するのはもっての外。みんな手を消毒薬につけろ! 機械を燻蒸しろ! 何もかも洗いつくせええええ!」
 

 でもって、工場の人は手に最近禁止されたばかりの毒性の強い殺虫剤の入ったボトルをもち(本人は気がついていない)、いろんなところにジャバジャバかけてまわり、消毒薬につけたままの素手でそのままギョーザをこねまわしましたとさ、とっぺんはらり。

 こうなるとハエ入り餃子の方が安全だな。そういえば十五年ほど前、十二月に中国にいった時、飲むヨーグルトを飲もうとしたら、ストローからヨーグルト吸い上がらない。よーく見るとストローの先にはハエが詰まっていましたとさ(これはインドでもよくあるよね)。十年前の食中毒は牧歌的だよなあ。

 まあ、こんなわけだから責めても仕方ないの。ルーズなんだから。
 そもそも、今回の問題の根本には日本国内で消費するものを中国で作るという点にある。食の安全性をおいとくとしても、遠くの国から燃料費かけてやっすい餃子を運んでくるには膨大なCO2がでるんだよね。
 
 ちなみに、日本のフードマイレージは世界一高い

 フードマイレージ。それは食材が生産された地から消費される地まで動く距離である。

 たとえば、日本のコンビニ弁当の食材は世界中からあつまってくる。

 インド洋からはこんできたマグロ、南アフリカの野菜とか、そんなカンジ。これらがみな、バリバリCO2まきちらす飛行機にのせられて日本のコンビニ弁当にやってきて、賞味期限がきれると手つかずのまま、ぺっ、と捨てられているのだ。

 わざわざカリフォルニアからオレンジをとりよせて食べる必要があるのか。柑橘系食べたいなら愛媛ミカンを食べればいいのだ。魚は近海いわしかさんまでもかじってりゃいいの。わざわざ外国からおとりよせなんて、浅ましい。

 わたしの祖父が存命中は庭に菜園を作っていて、お盆休みなどに訪れると、庭で収穫したトマトやキュウリをそのまま食卓にだしてくれた。こんな生活してればCO2はでない。都会生活でこれは無理でも、せめてできるだけ近距離でとれたものを選ぶだけでずいぶんCO2は削減できる。


 海外からもたさられる食品のかなりの大半が中国からものであるので、まずは、中国にある日本の工場を徐々に日本にもどすことからはじめるといいと思う。中国の人件費も高騰してきていることだし、水際チェックとかで税金つかって検査要員増やすよりも、その方がはるかにムダがない。


 安全とCO2削減のためにも、これやっといた方がいいと思う。

 事実上消費者の目はチャイナ・フリーとなっているので、経済原理にのっとっても安けりゃいいという時代ではもうなくなっている。

 チャイナ・フリー(この製品には中国産つかってません)。

 どさくさ紛れに、フリー・チベット(チベットに自由を!)。
[ TB*6 | CO*2 ] page top
Copyright © 白雪姫と七人の小坊主達. all rights reserved. ページの先頭へ