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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2007/08/09(木)   CATEGORY: 未分類
裸の横綱・裸の首相
 その道のトップを極めたものの、空気の読めないことで知られる二人の人物が、今限りなく社会的に死を迎えつつある。

一人はご存じアベ首相、もう一人は横綱、朝青龍である。

両者ともに世間的には「ああいう人いるよね」程度の資質の人なのだが、いかんせんそれがトップであると、コトは大きくなる。

トップなので誰もその進退に口がだせないし、当事者たちは自己省察能力に著しくかけているため、その行動が改まるはずもなく、その結果、いくとこまでいっちゃって、今やっと自分のおかれた立場に気づいてきた、というカンジである。
 
 ニュースは日々きびしくなっていく二人まわりの状況を伝える。

 朝青龍はひきこもって外にでていないにもかかわらず、仮病の証拠となったサッカー映像をエンドレスで流されている。

 アベ首相は原爆記念日に式典に参加すれば、彼の任命した閣僚の失言「原爆しょうがない」発言をエンドレスで流されている。

 もうここまできたら、両方ともやめた方がラクなんじゃないかと思うけど、今や二人は行くもジゴク、進むもジゴクのどん詰まり。

 今になってから、朝青龍のサッカー試合を目撃していた日本人なるものが電話で
「ほとんど動いてなかった」「つらそうだった」

などと証言しているが、キレのある動作で走り回り、ゴール間際でヘディングを行う姿が撮られているのだから、何をいっても説得力なし。そんな援護射撃はやるだけ本人の立場を悪くするだけ。
 
 広大な草原を縦横無尽にかけまわり、一所にとどまらず旅の中に生活をおくる遊牧民の血をひく朝青龍である。三ヶ月謹慎というのは、彼にとっては我々の想像をはるかに超えた苦しみであろう。

 いろいろ未練もあるだろうが、ここは廃業するのが精神と肉体の双方にとっていいと思う。

 それで中田ヒデのように世界遊牧の旅にでるのだ。そこから見えてくるものもあるだろう。


 ところで、朝青龍はそれなりにお友達がフォローしているのに比べ、アベ首相を援護する人はほとんどいない(援護しているのは運命共同体の閣僚くらい)。

 政治家って基本的に洞ヶ峠なんだなー、とつくづく思う。

 いまやアベ首相はミステリーサークルの真ん中にたつ宇宙人のよう。

  彼が今のポストに留まり続ける理由は、「街頭演説で手応えがあったから」らしい。

 でもね、アベさん。

 あなたの演説を前列で拍手して聞いてくれた人は、まず間違いなく動員された党員ですよ。自民党のメンツをかけて首相の演説会をもりあげるために地方組織がなけなしの力をふりしぼったのだよ。

 だって、同じ自民党のマルカワ嬢や桝添オジサンなんか演説の際、バセイあびてたからね。

 わたしはヤジやバセイをとばすことには反対だし、品がないと思うけど、動員された党員の拍手だけきいて、それを民意とし、首相の座に居続けるというのもあまりにも空気が読めなすぎると思う。

 総理になれることなんてもう二度とないだろうから、ふみとどまってライフワークの法案を通したいんだろうけど、民生にもっと目を向けろ、と怒っている人たちがいる以上まず当分できないだろう。

 しかし、憲法を改正して「美しい日本」を造りたいアベさんにとって、民生なんて地味なことに気を配ることは、もっともストレスだろうから、

 いろいろ未練はあるだろうけど、やめた方が精神と肉体の双方にとっていいのではないか。
 そして、菅直人のようにお遍路にでるのだ。
 そこから見えてくるものもあるだろう。


 お遍路の道すがら、お接待でお菓子や果物をもらって、人々の声を直接聞けば、少しは下々の暮らしが理解できるというもの。

 ※ ちなみに、菅直人がお遍路の後、多少なりとも性格が改まったのどうかは確認とってません。
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