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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2007/01/24(水)   CATEGORY: 未分類
「昨日今日とは思わざりしを」
 同僚(英文)の先生が亡くなられた。色白の綺麗な方でまだ45才。

 風邪かと思ったら髄膜炎で、緊急入院したものの回復することなくそのまま逝ってしまわれた(医療ミスが根強くささやかれている)。

 ダンナは最後の日々献身的に介護を続け「●×子のいない人生は考えられない。二十年間本当に幸せだった」と悲嘆にくれていたそうだ。
 夫妻ともにクリスチャンなのでお葬式はICUの教会で行われた。二人が結婚式をあげた思い出の場所らしい。

 ダンナたまらんな。

 いつも笑顔の方で、皆が口をそろえて「笑顔しか思い浮かばない」という穏やかな性格。

「いい人ほど神ははやくみもとにお召しになる」
という言葉が妙に現実味をおびてくる。

 というわけで、ドン暗い気持ちになっている今日このごろ、みなさんはいかがお過ごしですか。

 こういう夭折の報に接して思うのは、

 遅かれ早かれ、人はいずれ死ぬ

 これにつきる。

 退職後はこうしたい、~才までにはああしたい、とか思っていても、所詮、机上の空論。

 突然の事故や病気で明日なんてないかもしれないのだ。
 
 昔の人もこうよんだ

 「つひに行く道とはかねて聞きしかど 昨日今日とは思はざりしを」(死ぬとは思っていたが、昨日今日とは思ってなかったよ)

 だから、ぐだぐだ文句いったり、怠けたり、悪口いったりする暇があったら、やらなければならないことをやった方がいいのだ。
 「やりたいことがわからない」とかいう世迷い言をいってる暇すらないくらい人生は短いのだ。

 「人生は何もしないと長いけど、何かしようとすると短い」これ誰か忘れたけど、名言だと思う。

 母がなくなった時、わたしは、今日と同じ一日が明日もあさってもずっと続くと思っていた自分がとてもバカに感じられたものだ。

 人生の有限をはじめてヴィヴィッドに感じた当時のわたしは、無職でひまだったこともあって、こもりきりで研究して博士論文を仕上げた。

 当時は今のように博士号ボンボンだすような時代ではなく、仕上げたところで博士号がでるか否かは未知数だった。にもかかわらず、机の前で寝起きしてただ書き倒した。

 怠け者のわたし史上まれにみる時期であった。何かが憑いていたとしかおもえん。
 
 惜しまれる死は多くのレッスンを生者に与えてくれる。
 

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