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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2006/10/18(水)   CATEGORY: 未分類
松茸を食べつつ精神の貧困を思う
昔、父の友人が松茸山をもっていて、この季節になると自分の松茸山でとれる松茸と栗をカゴ一杯送ってくれた。

覚えている限りでも父の死後、十年以上送りつづけてくれたような気がする。父は人望があったのだなあ。

というわけで、この季節になるとときたま子供の頃を思いだして松茸が食べたくなる。

近所の店で100g15750円の値段を聞いた時には、焼椎茸にひよろうかとも思ったが、あきらめずに足で捜すことにする。

ちょど餓鬼道(肥満雄猫)のキャットフードもきれていたので、大学の帰り、途中駅で下車して、キャットフードを会がてら、松茸を捜す。この商店街は私の知る限り沿線でもっとも物価が安く、通常500円の餓鬼道のキャットフード(SHEBA DUO)が335円でているので、松茸もおそらくは安いはず。

ねらいはあたり、おっきな広島産高級松茸が二本はいって3500円をみつけた。即座にかう。家に帰ってはかってみたら102gと75gであった。オトクである。

松茸ご飯をたき、焼松茸をつくるも、松茸を買うことにすべての気合いをつかったためメインディッシュを用意してないことにあとで気づく。
面倒臭いのでコンビニに総菜をかいにいく。

松茸とコンビニ総菜、一つの食卓におそろしい格差が共存していることはまるで今の日本の社会の縮図のようである。

とねたにしてみたが、わたしは新聞があおっている格差社会問題には興味ない。

生活保護を受けているような下流生活者であっても誇りを持って生活していれば品格のある人はいるし、収入があっても貧困な精神しか持たず、自分しか見えない下品な人間はいる。

貧困なる精神の方がホンマの貧困より始末がわるい。

他人の気持ちをくみとれる人、自分のことしか見えない人
柔軟にものごとに適応できる人、一つのことにこだわるしかできない人
他人にやさしい人、他人を傷つけるだけの人
衝動をコントロールできる人、できない人
人の幸せを喜べる人、人の不幸を喜ぶ人
自分を常に客観的に省察できる人、自分は常に正しく問題は常に他者にあるとする人

これらの格差の方が、生涯にいくら金を稼ぐか、役職が上か下か、IQが上か下かなんてことよりもずっと本質的かつ重要な問題だと思う。

国もね、愛国心とか国民とかを論じる前に、まず「人間らしい人間」を創る教育をまずやってくれるといいんだけどね。

そのために、初期仏教何かはとても力になれると思うのだけどね。政教分離とかいうけど、初期仏教はまったくミスティカルでないし倫理で通ると思うんだよね。

松茸とコンビニ総菜食べながら、ふとそんなことを思ったりもする秋の夜長なのであったった。
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