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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2006/09/21(木)   CATEGORY: 未分類
誰かインドやネパールの毛派に世界史を教えたげて
日本に帰ってきてしみじみ思うのが、治安がいいこと。
そしていい意味でも悪い意味でも人が穏やかで紳士的なこと。

一昨日大学から家に帰る途中、パスネットがなくなっていることに気づいた。どこで落としたかは分からないけど、もしかしてと思った電話ボックスを次の日の遅くに捜したら、おそらくは私が落とした時そのままの場所にみつかった・・・。

ちなみに、残高は1800円。ケータイが普及して公衆電話を使う人が少なくなっているとはいえ、一日以上1800円のカードがボックス内にあって手つかずなのは、やはり日本豊かなんだよ。

ヨーロッパで未開封のミネラルウォーターを脇において一瞬目を離したら、もうなくなっていたりとか、パルコルでコルラしているお客さんのデジカメ(背中のザックに入れてあった)が一周後にはもうなくなっていたりとかすることを考えると、日本のこのヨユーつうかなんつうかはやはり素晴らしい。

私が日本を、そしておうちがすきなのは、この「ボケー」としてても何とか生きていけるゆるさである(最近はそれも危うくなってきたけど)。

今朝の新聞で、「タイでクーデターがおき、これを国民の85パーセントが支持」とか、「毛派がインドの農村部にまで及ぴインド国内治安が乱れまくり」とかいう記事を見ると、衆愚政治ではあるけど、クーデターも毛派もいない日本の幸せがひときわ実感される。

日本は「自分の主義主張のために、ためらいなく他者を害せる人」「うまくいかないことを何もかも人のせいにして自分を省みない人」はまだまだ圧倒的少数派である。時代が大きく動いた時だって、ほとんど流血はなかったし、かりに流血の事態になった場合にも、敗者を神にしてまつり、その魂を鎮める努力をする、他者を害することにびびり民族である(しかして、これが自民族とまりで、他民族に対する態度はちょっとアレだったので今もめているのですね)。

一方、どこの国とはいわないがヨソの国では、ある勢力が一方の勢力を負かすと、負けた側が国王だろうが、貴族だろうが、ヘタすりゃ神だろうが、徹底的に否定して、その痕跡すらなくそうとする。

 民族、文化、宗教、経済力が異なる集団がアンバランスにつめこまれた国がほとんどなので、共通の基盤がなく、一端抗争状態に入ると、他者を思いやる心が育ちにくいのだろう。

 この小さな島国で当たり前のことのように実現していることは、世界の水準から見れば奇跡的なことなのだと思う。この奇跡を続けることができるかは、一人一人が自分自分ではなく、他者を思いやる気持ちをいかに持ちつづけることができるかにかかっている。


※ちなみに、この文章、私の本日の雑感であり、昨日総理に就任した阿部さんの「美しい日本」とは全くかんけーないです。そもそもこの本読んでいないし。
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