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白雪姫と七人の小坊主達
なまあたたかいフリチベ日記
DATE: 2006/09/18(月)   CATEGORY: 未分類
青い鳥はウチの外ではなく中にいる
 帰国以来、なんとな~く体調がすぐれない。

 しかして動くにはあまり支障がないので、大学いって書類をだしたり、院生の論文みたりもしているのだけど、いまひとつ、こう馬力とかがでてこない。

これは、旅行疲れとかとはちょっと違うような気がする。

あえて表現すれば、「絶対的に安心できる空間」たとえていえば母親の子宮のように落ち着ける我が家という空間に回帰したため、すべてが充足して、何もやる気がでない状態というか。

今日日曜美術館の再放送を見ていたら、90歳を越えた老日本画家(高山辰雄)が、

 「わかりませんねえ。十六七の頃はこの年になったら自然が何かが分かるかと思っていましたが、この年になっても何もわかりませんねえ。ひょっととしたらこのまま死んでしまうのかも知れません。分からないまま。それが人生かもしれません」というのを聞くと、

 「私にはこの人のように、人生を賭して求め続ける何かなんてないなあ」と改めて自分の求道精神のなさ、無気力さに思いいたる。

 私に言わせれば、日本は平和だし、愛鳥ごろうもビミョーな飼い猫餓鬼道も可愛いし、ダンナも私も今のところ健康だしで、これ以上求めるものは何もなく、これ以上何かを求めること自体、強欲すぎる気がする。

 よく、「ここでないどこか」に幸せを探しにいき、家族から離れ、会社をかえ、国をでてなど、様々に遍歴する人がいる。しかし、自分は全くそういうタイプではない。私にとって、幸せは「ウチ」にしかありえない。

 ま、私はおうちが好きなんですね。

 たぶん、天才とかすごい仕事を残す人々は、(さ)迷える人々の中からでてくるのであり、私のような目先に満足するタイプは凡庸に人生を終わるのだろう。でも、いいや。ドラマチックな人生よりも、平穏な人生の方が。ラクだもん。

ちなみに旅行中Lets'noteに三つくらいの急ぎの仕事をいれておいて、それを旅行中にすます気でいたものの、 結果としては、どれもちょっとだけ手をつけただけで終わらず。すべての山に三合目までのぼってどれも折り返して帰ってきたような状態なので、客観的にはこのようにまったりとしている場合ではない。

私個人からはぎらぎらした勤労精神はまったく生じようがないのだが、あまりぐーたらしていると、チベットの護法尊から「働け」とかいって罰とかがあたりそうなので、そろそろ本格的に再起動することとする。

 がんばれ、怠け者のじぶん。
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